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Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

5.4 Active Directory連携機能のトレースを採取する

Active Directory連携機能のトレースの設定方法について説明します。

注意

トレースの採取は、指定された場合だけ実施してください

調査用のデータが大量に採取され、PCの負荷が高くなる可能性があるので、Active Directory連携機能のトレースの採取は、富士通技術員に指定された場合だけ行ってください。

手順は、以下のとおりです。

  1. サーバ設定ツールを起動します。

  2. [トレース設定]ボタンをクリックします。
    → [トレース設定]画面が表示されます。

    説明: imgfile/trace.gif

    [トレース設定]

    項目名

    説明

    [Active Directory連携機能のトレース設定]

    Active Directory連携機能のトレース指定を設定します。

    • [しない]
      Active Directory連携機能のトレースを採取しません。

    • [概要]
      Active Directory連携機能のトレースを概要レベルで採取します。

    • [詳細]
      Active Directory連携機能のトレースを詳細レベルで採取します。

  3. 必要な項目を選択し、[設定]ボタンをクリックします。

    • [概要]または[詳細]を選択した場合
      トレース採取が開始されます。
      【Windows Server® 2003の場合】
      [OSインストールドライブ]\Documents and Settings\All Users\Application Data\Fujitsu\Systemwalker Desktop Keeperに「dtkadcon.log」ファイルが作成・更新されます。
      (環境によっては[OSインストールドライブ]\Documents and Settings\All Users.WINNT\Application Data\Fujitsu\Systemwalker Desktop Keeperに作成・更新される場合があります。)
      【Windows Server® 2008、またはWindows Server® 2012の場合】
      [OSインストールドライブ]¥ProgramData¥Fujitsu¥Systemwalker Desktop Keeperにファイルが作成・更新されます。
      また、ファイルは10MB以上になると別のファイルに変名して保存されます。(拡張子に「1」から「3」の名前を持つファイルが作成されます。)
      「3」の名前を持つファイルが作成されると、それ以上新しいファイルは作成されず、前のファイルの内容が上書きされます。よって、4つのファイル×10MBで最大40MBまでしかディスク容量を必要としません。

    • [しない]を選択した場合
      トレース採取が停止します。(ただし、Active Directory連携コマンドを実行したログは、採取されます。)