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Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.30.3 設定情報表示

機能説明

設定情報を表示します。

記述形式

FSW11EJ7.EXE  <Password>  /D  /D  [/Silent]

オプション

<Password> :

クライアント(CT)のインストール時に指定したパスワードを入力します。

/D :

情報の表示を行います。

/D :

動作に関する設定情報を表示する場合に指定します。

/Silent :

Windows Vista®以降のOSで有効なオプションです。コマンド実行後に表示される以下のメッセージを表示させないようにできます。

続行するには何かキーを押してください...

復帰値

0 :

[固定値]

注意

管理サーバにクライアント(CT)を導入した場合に、以下のどちらかのメッセージが表示される場合がありますが、異常ではありませんので、無視してください。

  • 「NBT リモート キャッシュ ネーム テーブルを正常に削除し、事前に読み込みました。」

  • 「Successful purge and preload of the NBT Remote Cache Name Table.」

使用例/実行結果/出力形式

C:\>fsw11ej7.exe password /D /D
[通信関係]
・通信ポートNo.(受信)      : 10010
・通信ポートNo.(送信)      : 10010
・通信ポートNo.(送信2)     : 10014
・サーバIPアドレス(CT管理サーバ)   : 192.168.1.1
・サーバIPアドレス(代替管理サーバ) : 192.168.1.2
・サーバ同居CTフラグ : 0
・ダイヤルアップ接続 : 1
[メール関係]
・メール添付禁止方式            : 0
・メール送信監視ポートNo.       : 25
・メールドライバ受信ポートNo.   : 10018
・メールドライバ転送用ポートNo. : 10019
[ログファイル関係]
・格納ディレクトリ : C:\DTK\_Extension
・ログサイズ
  操作ログ : 30MB
  禁止ログ : 10MB
  エラー   : 1MB [ON]
  トレース : 10MB [OFF]
・エラーログ保存日数: 30
・ログ送信方式 : 1
・時間指定ログ送信 : 0
  送信時刻         : 0000
[印刷関係]
・印刷監視方式     : 0
[E701-INF001] コマンドが終了しました。

以下の情報が表示されます。

項目名

説明

[通信ポートNo.(受信)]

統合管理サーバまたは管理サーバのサーバサービスとクライアント(CT)で使用するポート番号です。(クライアント(CT)側の受信時に使用するポート番号)

[通信ポートNo.(送信)]

統合管理サーバまたは管理サーバのサーバサービスとクライアント(CT)で使用するポート番号です。(クライアント(CT)側からのログ即時送信時に使用するポート番号)

[通信ポートNo.(送信2)]

統合管理サーバまたは管理サーバのサーバサービスとクライアント(CT)で使用するポート番号です。(クライアント(CT)側からのログ一括送信時に使用するポート番号)

[サーバIPアドレス(CT管理サーバ)]

クライアント(CT)が接続する統合管理サーバまたは管理サーバのIPアドレスです。

[サーバIPアドレス(代替管理サーバ)]

ユーザーポリシーを照会するときの代替管理サーバのIPアドレスを指定します。

[サーバ同居CTフラグ]

そのクライアント(CT)に管理サーバが存在するかどうかのフラグです。

  • 0:クライアント(CT)に管理サーバが存在しない

  • 1:クライアント(CT)に管理サーバが存在する

[ダイヤルアップ接続]

ダイヤルアップ接続時に統合管理サーバまたは管理サーバと通信を行うかの設定です。

  • 1:管理サーバと通信しません。

  • 2:管理サーバと通信しません。

  • 3:管理サーバと通信します。

[メール添付禁止方式]

メール添付禁止を監視する方式です(CT動作パラメーター情報ファイルのメール添付禁止の監視方式で指定した情報です)。

  • 0:ポート監視方式(デフォルト)

  • 1:V12.0L20~V13.0.0互換方式

[メール送信監視ポートNo.]

クライアント(CT)とSMTPサーバ間の通信で使用するポート番号です(CT動作パラメーター情報ファイルのメール送信監視用ポート番号で指定した情報です)。

デフォルトは25です。1~60000の範囲で表示されます。

[メールドライバ受信ポートNo.]

Systemwalker Desktop Keeperのメールドライバで使用しているポート番号です(CT動作パラメーター情報ファイルのメール添付禁止通信用ポート番号で指定した情報です)。

デフォルトは10018です。5001~60000の範囲で表示されます。

[メールドライバ転送用ポートNo.]

Systemwalker Desktop Keeperのメールドライバで使用しているポート番号です(CT動作パラメーター情報ファイルのメール添付禁止通信用ポート番号2で指定した情報です)。

デフォルトは10019です。5001~60000の範囲で表示されます。

[格納ディレクトリ]

クライアント(CT)のインストール時に指定したログを格納するディレクトリです。

[ログサイズ]

[操作ログ]

クライアント(CT)に保存される操作系ログの最大ログサイズです。

[禁止ログ]

クライアント(CT)に保存される禁止系ログの最大ログサイズです。

[エラー]

クライアント(CT)に保存されるエラーログの最大ログサイズです。なお、採取する設定になっている場合は[ON]、採取しない設定になっている場合は[OFF]が表示されます。

設定は、“第5章 調査用の情報を採取する”を参照してください。

[トレース]

クライアント(CT)に保存されるトレースログの最大ログサイズとトレースレベルです。なお、トレースを採取する設定になっている場合は[ON]、採取しない設定になっている場合は[OFF]が表示されます。またトレースレベルは3から4が概要レベルトレース、5以上が詳細レベルトレースです。

設定は、“第5章 調査用の情報を採取する”を参照してください。

[エラーログ保存日数]

採取する調査用ログをクライアント(CT)で保存しておく日数です(CT動作パラメーター情報ファイルのエラーログの保存日数で指定した情報です)。

デフォルトは30です。

[ログ送信方式]

クライアント(CT)から管理サーバへのログ送信方式です。

[0]の場合、

  • [操作ログ発生時点で即時に送信する]を選択し、かつ[CTに蓄積されたログの扱い] で[蓄積した操作ログは、接続直後に即時に送信する]を選択した場合

[1]の場合、

  • [操作ログ発生時点で即時に送信する]を選択し、かつ[CTに蓄積されたログの扱い] で[蓄積した操作ログは、接続後、一定件数ごとにまとめて送信する]を選択した場合

[2]の場合、

  • [操作ログを一定時間まとめてから送信する]→(時間指定ログ送信:0)

  • [全てのログを指定時間に送信する]→(時間指定ログ送信:1 送信時刻:hhmm)]

設定は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“端末動作設定をおこなう”を参照してください。

[時間指定ログ送信]

時間指定を行うかどうかのフラグです。

  • 0:時間指定ログ送信しない

  • 1:時間指定ログ送信する。

[送信時刻]

時間指定を行う場合の送信時刻です。

[印刷監視方式]

印刷操作を監視する方式です(CT動作パラメーター情報ファイルの印刷監視方式で指定した情報です)。

  • 0:このPCで設定されているすべてのプリンタでの印刷を監視します(デフォルト)。

  • 1:ローカルプリンタでの印刷だけを監視します(プリンタサーバによる印刷監視方式です)。