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Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.30.2 クライアント情報表示

機能説明

クライアント(CT)の情報を表示します。

記述形式

FSW11EJ7.EXE  <Password>  /D  /C  [/Silent]

オプション

<Password> :

クライアント(CT)のインストール時に指定したパスワードを入力します。

/D :

情報の表示を行います。

/C :

クライアント情報を表示する場合に指定します。

/Silent :

Windows Vista®以降のOSで有効なオプションです。コマンド実行後に表示される以下のメッセージを表示させないようにできます。

続行するには何かキーを押してください...

復帰値

0 :

[固定値]

注意

  • 管理サーバにクライアント(CT)を導入した場合に、以下のどちらかのメッセージが表示される場合がありますが、異常ではありませんので、無視してください。

    • 「NBT リモート キャッシュ ネーム テーブルを正常に削除し、事前に読み込みました。」

    • 「Successful purge and preload of the NBT Remote Cache Name Table.」

  • リンクローカルアドレスは入力しないでください。リンクローカルアドレスを指定した場合の動作は保障していません。

使用例/実行結果/出力形式

C:\>fsw11ej7.exe password /D /C
[クライアント情報]
・コンピュータ名         : DTK-PC
・MACアドレス            : 00-11-22-33-44-55
・IPアドレス             : 192.168.1.2
・サブネットマスク       : 255.255.255.0
・コンピュータ組織名     : FJ-WORK
・コンピュータ所有者名   : dtk
・OSプラットフォーム     : 2
・OSメジャーバージョン   : 6
・OSマイナーバージョン   : 0
・OSプロダクトタイプ     : 1
・CT区分                 : SE
・CTバージョン           : 4.0.0.10
・CT識別ID               : DBFB4105-DD22-4204-BF52-511D5D93AC58
・DTP識別ID              : 012345678+dtk-pc
・CTサービス起動日時     : 2014/01/20 18:16:39.394
・CTポリシー反映日時     : 
・ユーザーポリシー反映日時 : 
・ユーザー名             : fujitsu.tarou
・ドメイン名             : example.com
・ログオン方法           : 2 (Microsofアカウントログオン)
[E701-INF001] コマンドが終了しました。

コマンドプロンプトで、以下の情報が表示されます。

項目名

説明

[コンピュータ名]

クライアント(CT)のコンピュータ名です。

[MACアドレス]

クライアント(CT)のMACアドレスです。

[IPアドレス]

クライアント(CT)のIPアドレスです。デュアルスタックの場合、管理サーバとの通信に使用しているIPアドレスを表示します。

[サブネットマスク]

クライアント(CT)のネットワークで設定されているサブネットマスクです。
IPv6環境の場合は、空欄となります。

[コンピュータ組織名]

クライアント(CT)のOSに設定されている組織名です。

[コンピュータ所有者名]

クライアント(CT)のOSに設定されている所有者名です。

[OSプラットフォーム]

クライアント(CT)のOSを識別する番号です。

  • 1:Window® MEまたはWindows® 98

  • 2:Windows Server® 2003、Windows® 2000、Windows® XP、Windows NT®、Windows Vista®、Windows Server® 2008、Windows® 7、Windows® 8、またはWindows Server® 2012

[OSメジャーバージョン]

クライアント(CT)のOSを識別する番号です。

  • 4:Windows® ME、Windows® 98、またはWindows NT®

  • 5:Windows Server® 2003、Windows® 2000、またはWindows® XP

  • 6:Windows Vista®、Windows Server® 2008、Windows® 7、Windows® 8、またはWindows Server® 2012

[OSマイナーバージョン]

クライアント(CT)のOSを識別する番号です。

  • 0:Windows® 2000、Windows NT®、Windows Vista®、またはWindows Server® 2008

  • 1: Windows® XP、Windows® 7、またはWindows Server® 2008R2

  • 2:Windows Server® 2003、Windows® 8、またはWindows Server® 2012

  • 10:Windows® 98(V12のクライアント(CT)の場合)

  • 90:Windows® ME(V12のクライアント(CT)の場合)

[OSプロダクトタイプ]

OSのタイプを識別する番号です。

  • 1:クライアントOS

  • 2:サーバOS(ドメインコントローラーの場合)

  • 3:サーバOS

[CT区分]

[SE]と表示されます。

[CTバージョン]

インストールされているSystemwalker Desktop Keeperのクライアント(CT)のバージョンです。なお、製品のバージョン/エディションとの対応は、“第6章 CTバージョン”を参照してください。

[CT識別ID]

統合管理サーバまたは管理サーバがクライアント(CT)を識別するために自動的に付ける番号です。

[DTP識別ID]

Systemwalker Desktop PatrolのCTの「ユーザーID(+)PC名」です。

Systemwalker Desktop Keeperのクライアント(CT)およびSystemwalker Desktop Patrolのクライアント(CT)が同一のマシンにインストールされている場合に表示されます。

[CTサービス起動日時]

CTサービスが起動した日時を表示します。

[CTポリシー反映日時]

CTポリシーを受信した日時を表示します。

[ユーザーポリシー反映日時]

ユーザーポリシーを受信した日時を表示します。

[ユーザー名]

ユーザーポリシーをサーバに照会するときのユーザー名を表示します。
Microsofアカウントでの認証の場合、認証に使用したMicrosofアカウントのメールアドレスの@より前の文字を表示します。

[ドメイン名]

ユーザーポリシーをサーバに照会するときのドメイン名を表示します。
Microsofアカウントでの認証の場合、認証に使用したMicrosofアカウントのメールアドレスの@より後ろの文字を表示します。

[ログオン方法]

ログオン時の認証方法です。
・0 (ローカルログオン):ローカル認証
・1 (ドメインログオン):Active Directory認証
・2 (Microsoftアカウントログオン):Microsoftアカウントでの認証