FUJITSU Software Linkexpress 導入ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 データベースの環境設定(Linkexpressサーバ)

8.2 Symfoware/RDBの環境設定

DB連携機能を利用してSymfoware/RDBへ格納を行う場合は、以下の項目について確認してください。また、「運用ガイド」の「A.7.2 Symfoware/RDBを使用する上での留意点」も参照してください。

スキーマ名、表名および列名について

スキーマ名、表名および列名の設定は下表を参考にしてください。

[Symfoware/RDBを使用する場合のスキーマ名、表名および列名]

備考1. Linkexpressは、英字以外の文字については関知しません。Symfoware/RDBの命名規約に従ってください。

備考2. スキーマおよび表を自動生成する場合、スキーマ名および表名は8文字以内で指定してください。

環境変数RDBNAMEの指定

マルチRDB運用を行うSymfoware/RDBと連携する場合は、環境変数RDBNAMEを設定してください。

バイナリオブジェクトの格納

Symfoware/RDBに対してバイナリオブジェクトを格納する場合、以下の点に注意してデータ作成および運用を行ってください。なお、fblob属性とvblob属性はSymfoware/RDBが31キロバイトを超えるSEQUENTIAL構造をサポートしている場合に使用できます。

注) バイナリオブジェクト以外の入力データ項目に対するデータ編集を指します。

DB連携機能の文字コード系の設定

UNIXサーバの場合、DBサービス定義の内容、およびDB連携コマンド文字列の文字コード系を設定する必要があります。Linkexpress V5.0L10相当以降では、Linkexpressインストール直後の状態は、OSのデフォルトロケールが設定されます。OSのデフォルトロケール以外のコード系で、DBサービス定義の内容、およびDB連携コマンド文字列を記述する場合、lxchcodeコマンドで文字コード系を設定しなおす必要があります。
lxchcodeコマンドは、「コマンドリファレンス」の「9.16 lxchcodeコマンド」を参照してください。
なお、Linkexpress V4.0L10相当以前の場合は、Linkexpressのインストール時に指定するコード系が有効となります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2013