FUJITSU Software Linkexpress 導入ガイド
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目次
索引

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2.1 Linkexpressクライアントとは
Linkexpressクライアントは、GUI(Graphical User Interface)を利用して業務定義の作成・登録・反映および実行状態の監視・操作を行うことができます。
Linkexpressクライアントは、業務定義ウィンドウと業務監視ウィンドウが存在します。それぞれのクライアントウィンドウの概要について、下表で説明します。
クライアントウィンドウ |
概要 |
ログオン先のLinkexpressサーバの条件 |
業務定義ウィンドウ |
業務定義の作成・登録・反映を行います。 |
制御サーバまたは制御サーバ兼業務サーバへログオンする必要があります。 |
業務監視ウィンドウ |
業務の実行状態の監視、業務開始・中断などの操作を行います。 |
業務サーバへログオンするとログオンした業務サーバ上に登録された業務定義のみ監視・操作ができます。制御サーバまたは制御サーバ兼業務サーバにログオンした場合は、その属しているサーバグループの業務定義すべてを監視・操作できます。 |
なお、業務定義ウィンドウ・業務監視ウィンドウの構成・アイコンの説明および操作方法については、「運用ガイド」の「第7章 Linkexpressの操作」を参照してください。
[備考]
- Linkexpressクライアントは、Windows上で動作します。Winodws Linkexpress以外のUNIXサーバで動作するLinkexpressには、Linkexpressクライアントが同梱されています。Windows Linkexpressの場合は、LinkexpressサーバをインストールするとLinkexpressクライアントもインストールされます。
- Windows(IPF)またはWindows(x64)でLinkexpressクライアントを動作させる場合、Linkexpressクライアントは32-bitで動作します。
なお、今後、Windows(IPF)の仕様変更により32-bitアプリの動作が保証されなくなる可能性があるため、Windows(IPF)上でLinkexpressクライアントを動作させることは推奨できません。
Windows(IPF)上ではLinkexpressサーバを動作させ、別のWindows上でLinkexpressクライアントを起動して、Windows(IPF)のLinkexpressサーバへログインする運用を推奨します。
- Linkexpressクライアントは、Windowsシステム上で同時に複数起動することはできません。リモートデスクトップ経由でWindowsシステムへログインした場合も同様であり、複数ユーザがリモートデスクトップ経由で同時にログインし、同時にLinkexpressクライアントを起動することはできません。
- ファイル転送の起動側を表す「クライアント」という用語がありますが、Linkexpressクライアントはファイル転送の起動側の処理を行う機能ではありません。ファイル転送の起動側および応答側処理を行うのはLinkexpressサーバです。
Linkexpressクライアントの業務監視ウィンドウ画面(例)

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