ページの先頭行へ戻る
Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 開発リファレンス
FUJITSU Software

2.8.2 文字列関数

文字列を扱う関数について説明します。

2.8.2.1 rtrim関数

rtrim関数は、項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する以下の文字を取り除いた文字列を返却します。

rtrim関数の書式を以下に示します。

参照

項目参照の詳細については、「2.4.9 項目参照」を参照してください。


復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。


$名前が“富士通夫△△△△”の場合(△は半角空白)

rtrim($名前)

文字列として“富士通夫”を出力します。

2.8.2.2 string関数

string関数は、項目参照の値を標準形式の文字列に変換します。


string関数の書式を以下に示します。

参照

項目参照の詳細については、「2.4.9 項目参照」を参照してください。

復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。項目参照の値が「空」の場合は「空」を返します。

変換後の文字列は、以下の形式になります。

引数に指定した型

変換後の文字列

文字列型

変換せず

数値型

整数部+小数部 (*1)

*1) 整数部および小数部は、それぞれ最大18桁までです。


数値項目の$年齢が“30”の場合

string($年齢)

文字列として“30”が出力されます。