文字列を扱う関数について説明します。
rtrim関数は、項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する以下の文字を取り除いた文字列を返却します。
半角空白(' ')
水平タブ(HT)
改行(LF)
復帰(CR)
rtrim関数の書式を以下に示します。
参照
項目参照の詳細については、「2.4.9 項目参照」を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。
例
$名前が“富士通夫△△△△”の場合(△は半角空白)
rtrim($名前)
文字列として“富士通夫”を出力します。
string関数は、項目参照の値を標準形式の文字列に変換します。
string関数の書式を以下に示します。
参照
項目参照の詳細については、「2.4.9 項目参照」を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。項目参照の値が「空」の場合は「空」を返します。
変換後の文字列は、以下の形式になります。
引数に指定した型 | 変換後の文字列 |
---|---|
文字列型 | 変換せず |
数値型 | 整数部+小数部 (*1) |
*1) 整数部および小数部は、それぞれ最大18桁までです。
例
数値項目の$年齢が“30”の場合
string($年齢)
文字列として“30”が出力されます。