クラスタサービスの運用における留意点について説明します。
起動、停止
運用ノードを起動するとCEPサービスおよびCEPエンジンが起動します。
CEPサービスに対するPRIMECLUSTERのプロセス監視が行われます。そのため、cepstopservコマンドは、クラスタを切り替える場合以外では実行しないでください。
イベントの送信
イベントの送信は、引き継ぎIPアドレスに対して行います。
CEPエンジン、開発資産の変更
運用ノードと待機ノードが同一の資源構成になるように、CEPエンジンの構成設定や、開発資産(定義情報やマスタデータなど)の配備を行います。
運用ノード故障時のクラスタの動作と対処
運用ノードでハードウェア故障が発生し、クラスタサービスが異常を検知すると運用ノードの停止処理が行われ、CEPエンジンおよびCEPサービスが停止します。
待機ノードに切り替わった後、引き継ぎIPアドレスに対してイベントの送信が再開できます。
異常が発生した運用ノードについては、クラスタの切り換え要因となったハード故障に対する処置を行い、待機ノードで異常が発生した場合、切り戻しができるよう対処を行ってください。