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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.3.3 修正の適用

BDCEPをはじめソフトウェア製品から提供される修正情報は、「ソフトウェア修正情報提供統合サイト」である"アップデートサイト"から入手できます。

BDCEPでは、以下の製品から公開されている修正を適用してください。

製品名

世代

Interstage Big Data Complex Event Processing Server

V1.1.0

Interstage Application Server Enterprise Edition(64bit)

V11.1.0

BDCEPへの修正の適用手順は以下の通りです。以降の作業はスーパーユーザーで行ってください。

  1. cronを停止します。

    # service crond stop<ENTER>
  2. cepstopservコマンドを実行します。

    # cepstopserv<ENTER>
  3. 修正を適用します。

    修正の適用は、修正情報ファイルに従い行ってください。

  4. Terracotta連携をセットアップ済みで、かつInterstage Application Server Enterprise Edition (64bit)の修正を適用した場合、「4.4.3 Terracotta連携のセットアップ」で退避した次のファイルが復活することがあります。その場合、復活したファイルの退避作業を再度行ってください。

    • /opt/FJSVisjee/lib/jersey-bundle-1.0.3.1.jar

    • /opt/FJSVisjee/lib/jsr311-api-1.0.jar

    • /opt/FJSVisjee/lib/jettison-1.0.1.jar

    • /opt/FJSVisjee/lib/jackson-asl-0.9.4.jar

  5. cepstartservコマンドを実行します。

    # cepstartserv<ENTER>
  6. cronを起動します。

    # service crond start<ENTER>

注意

cron停止時の注意

BDCEPはリソース利用状況の取得処理に、cronを利用しています。BDCEPが行うcronの設定は、エンジン実行ユーザーのcrontabで設定しています。

CEPサービス停止時に、cronサービスからリソース利用状況の取得処理が実行されると、cronサービスに設定されている実行サイクル(リソース利用状況の取得の場合は10分間隔)でエラーが出力される場合があります。このエラーは、再びCEPサービスを再起動することで解消されます。

cronを停止すると、リソース利用状況の取得処理だけでなく、エンジン実行ユーザー以外のcronの設定も停止するため、修正の適用は、cronの停止による問題が無い時間帯を選んで行う必要があります。

修正に添付されている修正情報ファイルから、マニュアルも修正されている場合は、最新マニュアルを下記のサイトから入手してください。

http://software.fujitsu.com/jp/manual (201312月時点)