BDCEPをはじめソフトウェア製品から提供される修正情報は、「ソフトウェア修正情報提供統合サイト」である"アップデートサイト"から入手できます。
BDCEPでは、以下の製品から公開されている修正を適用してください。
製品名 | 世代 |
---|---|
Interstage Big Data Complex Event Processing Server | V1.1.0 |
Interstage Application Server Enterprise Edition(64bit) | V11.1.0 |
BDCEPへの修正の適用手順は以下の通りです。以降の作業はスーパーユーザーで行ってください。
cronを停止します。
# service crond stop<ENTER>
cepstopservコマンドを実行します。
# cepstopserv<ENTER>
修正を適用します。
修正の適用は、修正情報ファイルに従い行ってください。
Terracotta連携をセットアップ済みで、かつInterstage Application Server Enterprise Edition (64bit)の修正を適用した場合、「4.4.3 Terracotta連携のセットアップ」で退避した次のファイルが復活することがあります。その場合、復活したファイルの退避作業を再度行ってください。
/opt/FJSVisjee/lib/jersey-bundle-1.0.3.1.jar
/opt/FJSVisjee/lib/jsr311-api-1.0.jar
/opt/FJSVisjee/lib/jettison-1.0.1.jar
/opt/FJSVisjee/lib/jackson-asl-0.9.4.jar
cepstartservコマンドを実行します。
# cepstartserv<ENTER>
cronを起動します。
# service crond start<ENTER>
注意
cron停止時の注意
BDCEPはリソース利用状況の取得処理に、cronを利用しています。BDCEPが行うcronの設定は、エンジン実行ユーザーのcrontabで設定しています。
CEPサービス停止時に、cronサービスからリソース利用状況の取得処理が実行されると、cronサービスに設定されている実行サイクル(リソース利用状況の取得の場合は10分間隔)でエラーが出力される場合があります。このエラーは、再びCEPサービスを再起動することで解消されます。
cronを停止すると、リソース利用状況の取得処理だけでなく、エンジン実行ユーザー以外のcronの設定も停止するため、修正の適用は、cronの停止による問題が無い時間帯を選んで行う必要があります。
修正に添付されている修正情報ファイルから、マニュアルも修正されている場合は、最新マニュアルを下記のサイトから入手してください。
http://software.fujitsu.com/jp/manual (2013年12月時点)