BDCEPの複合イベント処理から、外部のInterstage Terracotta BigMemory Max (以降Terracotta)に格納されているキャッシュを名前付きウィンドウとして参照できます。ウィンドウ中のデータが実際には外部にあるという意味で、このような名前付きウィンドウのことをVirtual Data Windowとも言います。
以下の例では、Terracottaに格納されているキャッシュを参照し、参照したデータを入力イベントと結合し、出力アダプターに渡しています。
図2.5 Terracotta連携の例(1)
以下の例では、入力イベントをTerracottaのキャッシュに保持し、保持したキャッシュデータを他の入力イベントと結合する処理をしています。
図2.6 Terracotta連携の例(2)
Terracottaの設定方法については、「4.4.3 Terracotta連携のセットアップ」を参照してください。
複合イベント処理からTerracottaのキャッシュを利用する方法は、「5.4.4.3.3 Terracottaのキャッシュの利用方法」を参照してください。
注意
Terracotta連携を使用するためには、Terracottaを別途導入する必要があります。