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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2 ロギング

ロギング機能は、入力アダプターから受け取った高速フィルター処理前のイベント、または複合イベント処理の出力結果のイベントを、ログとして記録する機能です。

イベントの記録先として、Interstage Big Data Parallel Processing Server (Hadoop連携)、もしくはCEPサーバを選択できます。

Interstage Big Data Parallel Processing Serverへの記録(Hadoop連携)

イベントを、Interstage Big Data Parallel Processing Server (以降BDPP)内に生成するイベントログに記録します。

BDPPでは、イベントログの蓄積、分析、加工を行うことができます。

イベントログの分析結果は、より高精度な複合イベント処理ルールへの反映などに利用します。

CEPサーバへの記録

イベントをCEPサーバのエンジンに記録します。ルールの開発時に、イベントの受信確認やルールの動作確認などで利用できます。

図2.2 ロギング機能

目的に応じて、イベントの記録先を選択してください。

イベントログの出力先などについては、「5.6.4.1 イベントログの出力先とファイル形式」を参照してください。

注意

Hadoop連携を使用するためには、BDPPを別途導入する必要があります。