ロギング機能は、入力アダプターから受け取った高速フィルター処理前のイベント、または複合イベント処理の出力結果のイベントを、ログとして記録する機能です。
イベントの記録先として、Interstage Big Data Parallel Processing Server (Hadoop連携)、もしくはCEPサーバを選択できます。
Interstage Big Data Parallel Processing Serverへの記録(Hadoop連携)
イベントを、Interstage Big Data Parallel Processing Server (以降BDPP)内に生成するイベントログに記録します。
BDPPでは、イベントログの蓄積、分析、加工を行うことができます。
イベントログの分析結果は、より高精度な複合イベント処理ルールへの反映などに利用します。
CEPサーバへの記録
イベントをCEPサーバのエンジンログに記録します。ルールの開発時に、イベントの受信確認やルールの動作確認などで利用できます。
図2.2 ロギング機能
目的に応じて、イベントの記録先を選択してください。
イベントログの出力先などについては、「5.6.4.1 イベントログの出力先とファイル形式」を参照してください。
注意
Hadoop連携を使用するためには、BDPPを別途導入する必要があります。