BDCEPは、インメモリデータ管理ソフトウェア Interstage Terracotta BigMemory Max(以降、Terracotta)(*1)に格納されている分散キャッシュのデータにアクセスができます。
これにより、RDBを参照するよりも高速な外部データ参照処理が可能になります。また、イベントを契機にキャッシュデータを追加・更新・削除できます。
参考
(*1) Interstage Terracotta BigMemory Max
テラバイト以上の業務データを、サーバのメモリ上で管理し、業務データへの超高速・安定アクセスを実現した、インメモリデータ管理ソフトウェア。
図1.3 Terracotta連携(1)
図1.4 Terracotta連携(2)
Hadoopシステムとの連携によって、入力されたイベントや、複合イベント処理で出力したイベントをHadoopサーバに蓄積できます。
蓄積されたイベントは、Hadoopシステムで分析・加工を行うことによって、イベントの長期傾向の分析が可能となり、業務改善や、より高精度なルール開発などに役立てることができます。
Hadoopシステムには、ビッグデータ分析活用ソフトウェア Interstage Big Data Parallel Processing Server(以降、BDPP)(*2)を利用できます。
参考
(*2) Interstage Big Data Parallel Processing Server
Apache Hadoopをベースに、当社独自の技術を統合することで、更なる処理性能の向上や信頼性を実現した、企業システムでのビッグデータ支援ソフトウェア
図1.5 Hadoop連携