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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.2.3 外部システムとの容易な連携

1.2.3.1 分散キャッシュ連携(Terracotta連携)

BDCEPは、インメモリデータ管理ソフトウェア Interstage Terracotta BigMemory Max(以降、Terracotta)(*1)に格納されている分散キャッシュのデータにアクセスができます。

これにより、RDBを参照するよりも高速な外部データ参照処理が可能になります。また、イベントを契機にキャッシュデータを追加・更新・削除できます。


参考

(*1) Interstage Terracotta BigMemory Max

テラバイト以上の業務データを、サーバのメモリ上で管理し、業務データへの超高速・安定アクセスを実現した、インメモリデータ管理ソフトウェア。

図1.3 Terracotta連携(1)

図1.4 Terracotta連携(2)

1.2.3.2 Hadoop連携

Hadoopシステムとの連携によって、入力されたイベントや、複合イベント処理で出力したイベントをHadoopサーバに蓄積できます。

蓄積されたイベントは、Hadoopシステムで分析・加工を行うことによって、イベントの長期傾向の分析が可能となり、業務改善や、より高精度なルール開発などに役立てることができます。

Hadoopシステムには、ビッグデータ分析活用ソフトウェア Interstage Big Data Parallel Processing Server(以降、BDPP)(*2)を利用できます。


参考

(*2) Interstage Big Data Parallel Processing Server

Apache Hadoopをベースに、当社独自の技術を統合することで、更なる処理性能の向上や信頼性を実現した、企業システムでのビッグデータ支援ソフトウェア

図1.5 Hadoop連携