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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.8.3 ミドルウェア個別処理(パラメーター設定編)

Linkexpress Replication optionのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。

1.8.3.1 パラメーター設定の動作条件

パラメーター設定は、1回の操作で1つのレプリケーションシステムのセットアップを行うことができます。

セットアップするレプリケーションシステムは、レプリケーション運用を行うSymfoware ServerのRDBシステム名をRDBNAMEパラメーターに設定することで指定します。RDBNAMEパラメーターを省略した場合は、RDBシステム名を付けないレプリケーション運用を設定します。

パラメーター設定を実行する前に、レプリケーションシステムとするSymfoware Serverのパラメーター設定が完了し、かつ、Symfoware Serverが停止している必要があります。

設定済みパラメーターの変更は、パラメーター設定の再実行で行なってください。

パラメーター設定を再実行する場合は、事前にすべてのレプリケーション業務を正常終了させ、パラメーター設定を行うレプリケーション運用のSymfoware Serverを停止してください。また、配置先を変更した資源がある場合は、変更前の配置先を手動で削除してください。

パラメーター設定スクリプトは、REPLICATIONパラメーターにONを指定すると、すべてのパラメーターを設定した後、トランザクションログファイルの作成も行います。REPLICATIONパラメーターにOFFを指定するとレプリケーション運用を行わないため、すべてのパラメーターの設定のみ行い、トランザクションログファイルは作成しません。

パラメーター設定スクリプトでエラーが発生した場合、動作環境ファイルおよびトランザクションログファイルが作成途中の状態でもパラメーターの設定を中止し、パラメーター設定スクリプトは復帰値1で異常終了します。

パラメーター設定スクリプトが異常終了した場合、メッセージから異常の原因を取り除いた後、パラメーター設定を再実行してください。これにより、動作環境ファイルおよびトランザクションログファイルを正しく作成します。

1.8.3.2 パラメーター設定の手順

Linkexpress Replication optionのパラメーターを設定する前に必要な手順を説明します。

レプリケーションシステムとするSymfoware Serverのパラメーター設定が完了し、かつ、Symfoware Serverが停止している事を確認してください。

パラメーター設定を再実行する場合は、すべてのレプリケーション運用とすべての差分ログファイルの取得が終了している事も確認してください。

1.8.3.3 パラメーター設定後の手順

Linkexpress Replication optionのパラメーターを設定した後に、製品を利用するために必要な手順を説明します。

以下を作成後、レプリケーション運用を開始してください。