ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Software Configuration Manager 操作ガイド
FUJITSU Software

4.2.10 スクリプト実行失敗の確認

スクリプト実行失敗の確認タスクは、スクリプト実行処理が失敗した場合に発生します。

ログ情報は、以下の形式で出力されます。

<yyyy-MM-dd HH:mm:ss>:キーワード

message:

・・・

returnCode:

キーワード

returnCode

意味

ExecuteScript

1

スクリプト処理に失敗しました。“message”に失敗したスクリプト結果が以下の形式で出力されます。

Failed to execute the script.
[ret] {0}
[stdout]
{1}
[stderr]
{2}

[パラメーターの意味]

{0} : スクリプトの復帰値

{1} : スクリプトの標準出力

{2} : スクリプトの標準エラー

[対処]

表示された復帰値・標準出力・標準エラーのエラー情報をもとに対処してください。また、タスク管理画面より処理選択を操作してください。

すべて

189

“message”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとのネットワーク通信接続に失敗しました。

[LinkExpRBA] CategoryCode : 50
[LinkExpRBA] ErrorCode : 80

[対処]

以下の事項を確認してください。

  • 業務サーバでファイル転送基盤のセットアップが行われていない可能性があります。ファイル転送基盤のセットアップが行われているか確認してください。

  • 業務サーバが停止している可能性があります。業務サーバの起動状態を確認してください。

  • 業務サーバでファイル転送基盤が起動していない可能性があります。ファイル転送基盤を起動してください。

    【Windows】
    “Systemwalker File Transfer Library Control”サービスを再起動してください。

    【Linux】
    以下のコマンドを実行してください。
    # service FJSVlnkbs start

  • hostsファイルに指定した該当する業務サーバ名のIPアドレスに、誤りのある可能性があります。hostsファイルに指定したIPアドレスを確認してください。

  • TCP/IPの接続で相手サーバがPCサーバの場合、WinSockが同時に処理できる数を超えるコネクション接続要求が、業務サーバで発生した可能性があります。

  • 通信経路上のファイアウォールにより接続が拒否されている可能性があります。

  • 業務サーバがWindowsの場合、Windowsファイアウォールなどのセキュリティ設定により接続が拒否されている可能性があります。

  • 対処後、再試行しても状況が変わらないときは、swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。

“message”または、“server_check_result”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとの通信でタイムアウトが発生しました。

[LinkExpRBA] CategoryCode : 50

[LinkExpRBA] ErrorCode : 60

[対処]

以下の原因が考えられます。

  • 業務サーバが停止している

  • 業務サーバのスローダウン

  • 通信環境の過負荷

上記を確認の上、再試行してください。

再試行しても状況が変わらないときは、swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。

“message”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとの通信でタイムアウトが発生しました。

[LinkExpRBA] CategoryCode : 50
[LinkExpRBA] ErrorCode : 60

[対処]

以下の原因が考えられます。

  • 業務サーバが停止している

  • 業務サーバのスローダウン

  • 通信環境の過負荷

上記を確認の上、再試行してください。

再試行しても状況が変わらないときは、swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。

その他

swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。

[選択(Make Choice)]パネル

[再試行]ボタンを押すと、再実行を行います。

[継続]ボタンを押すと、異常を無視して処理を継続します。

[中止]ボタンを押すと、処理を中止ます。