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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.5.2 帳票の出力

PRTFILEコマンドやJCLを使用して帳票を出力するときに、“3.2 メインフレーム(FNA)の環境構築”で作成したライタを指定します。


参考

スプール制御

帳票管理サービスで運用する場合の、スプール制御について説明します。

メインフレームのAPSまたはPRIMERGY6000シリーズから印刷する場合は、ブラケットによってスプールを管理します。その他のライタから印刷を行う場合は、タイマーを設定してスプールを管理します。

(1) ブラケット(APS)

ブラケット(APS)設定時のスプール制御方法を示します。

メインフレーム

データの流れ

サーバ(HOST PRINT)

FNAコマンド(BBつき)

印刷データ

FNAコマンド(EBつき)

帳票の格納開始

帳票の格納

帳票の格納完了、保留または印刷や転送の開始

(2) タイマー

タイマー設定時のスプール制御方法を示します。

メインフレーム

データの流れ

サーバ(HOST PRINT)

FNAコマンド

印刷データ


帳票の格納開始

帳票の格納

タイマーで設定した時間が経過すると帳票の格納完了
保留または印刷や転送の開始


印刷の流れ

帳票管理サービスの印刷の流れは以下のとおりです。

メインフレームおよびPRIMERGY6000シリーズからの印刷は、一度帳票管理サービスのスプールに蓄えて、Windowsシステムのスプーラに印刷依頼します。

メインフレームから帳票管理サービスに500以上の帳票が連続して登録され、印刷待ちおよび転送中の帳票数が500を超えた場合、メインフレームからの帳票転送を一時的に停止します。印刷待ちおよび転送中の帳票数が500を下回った時点で、メインフレームからの帳票転送を自動的に再開します。

注意

帳票マネージャの複数のあて先から同時に帳票の出力は行えません。複数のあて先から帳票を出力すると、一つのあて先の帳票の状態は「印刷中」となり、他のあて先はすべて「印刷待ち」となります。