LU制御タイプが帳票管理LBPサポート(F6671モード)の場合、JOB情報に以下の情報を設定します。
VSPプリンタにVSP印刷する場合は、「あて先名」以外の設定内容は意味をもちません。帳票ビューアで表示する際に有効になります。
なお、情報がメインフレームで指定されている場合は、メインフレームの指定が有効になります。
JOBを識別するための情報
帳票マネージャで設定したあて先の名前を、一覧から選択します。
印刷に関する情報
1行または2行の改行ピッチを設定します。
8LPIまたは6LPI印字ピッチを設定します。(LPI:1インチあたりの行数)
1行に印刷可能な最大桁長を設定します。(1桁:ANK文字1字分に相当)
JEFコード範囲内の漢字未定義文字コードを検出した場合の印字文字を設定します。
英数半角文字をOCR-Bフォントで印刷するかどうかを設定します。
注意
メインフレームでANKフォントが指定された場合、英数半角文字はANKフォントで印刷されます。
「OCR-Bフォント」の設定は、意味を持ちません。
出力に関する情報
メインフレームから受信したデータ(EBCDICコード)のコード変換規則を設定します。
注意
メインフレームでANKフォントが指定された場合、英数カナ文字はANKフォントで印刷されます。
「英数カナ変換」の設定は意味を持ちません。
帳票管理サービスでメインフレームの印刷ジョブ単位を正しく受信するための監視時間を秒単位で設定します。
APS、PRIMERGY6000シリーズから印刷、またはAIMでブラケット制御を行っている場合
「0」を設定してください。
メインフレームからのブラケット制御により、印刷スプールの管理を行います。
その他のライタからの印刷を行う場合
「0」以外を設定してください。
ブラケット制御を行わないライタでは、10秒以上に設定することを推奨します。ブラケット制御を行わないライタの場合、帳票管理サービスでは、メインフレームの印刷ジョブ単位を正しく認識できません。このため、帳票管理サービスは、メインフレームからの無通信時間がスプールタイマ値を越えた時点で印刷データを生成します。
出力プリンタには、帳票マネージャであて先に定義したプリンタ名が設定されています。
参考
プリンタ名を変更したい場合は、Windowsシステムのプリンタ名を変更した後に、以下の操作をしてください。
帳票マネージャ([あて先]-[定義変更])で、出力プリンタを変更する。
HOST PRINTコンソールで該当するJOB情報を削除し、再作成する。
注意
「出力プリンタ」に設定したプリンタは、プリンタのプロパティで「プリンタに直接データを送る」を設定しないでください。正しく印刷できない場合があります。
プリンタドライバの設定と異なる設定にしたい場合は、必要に応じて、以下の出力先のプリンタについての詳細設定をします。
ただし、用紙サイズ、用紙方向については、メインフレームから指定された値が有効になります。
メインフレームで指定されたホッパとプリンタの給紙口を関連付けします。「給紙口」の設定により、指定した任意の給紙口から印刷できます。
参考
APSで用紙供給口の指定は、HOST PRINTでは、以下の給紙口に関連付けられます。
APS | HOST PRINTのJOB情報 |
---|---|
HOPPER(PRIME) | デフォルト |
HOPPER(PRIME1) | ホッパ1 |
HOPPER(PRIME2) | ホッパ2 |
HOPPER(SECOND) | デフォルト |
SHOPPER(SECOND) | デフォルト |
APSで用紙供給口にHOPPER(SECOND)またはSHOPPER(SECOND)を指定した場合、デフォルトの給紙口に関連付けられます。
SHOPPER(SECOND)を指定する場合は、デフォルトの給紙口にセパレータ用紙をセットし、APSで実データの給紙口にHOPPER(PRIME1)またはHOPPER(PRIME2)を指定してください。
メインフレームで指定された用紙サイズと実際に使用する用紙サイズを関連付けします。「用紙」の設定により、指定した任意の用紙サイズに印刷できます。
注意
用紙サイズに合わせた、拡縮印刷はできません。
用紙、印刷の方向などの設定が変更できます。
HOST PRINTコンソールのJOB情報として設定した、プリンタについての詳細設定の内容は、HOST PRINTのみで有効になります。Windows システムのプリンタのプロパティは変更されません。
注意
メインフレームで両面印刷が指示された場合、プリンタの機種によっては正常に両面印刷されないことがあります。
認証などのプリンタ固有機能は、正常に動作しないことがあります。
プリンタドライバの詳細設定で上部余白を設定する場合、0.1mm以上に設定してください。
2バイト文字について、メインフレームで印刷文字タイプが指定されなかった場合に使用する文字のフォント名、スタイル、サイズを設定します。
あらかじめ、「MS明朝」が設定されています。
JEF拡張漢字・拡張非漢字と字体を合わせるために、「FF特殊111」を指定することを推奨します。印刷文字の拡大・縮小を行う場合は、フォントサイズを設定してください。
参考
「デフォルトフォント」に設定するフォントサイズは、9ポイントのサイズに対応します。
7ポイントおよび12ポイントが指定された場合、以下の変換式により、フォントサイズを調整して印刷します。
印字ポイント = メインフレームでの設定ポイント × ( 「デフォルトフォント」の指定ポイント / 9 )
例えば、メインフレームでの指定が7ポイントで、7ポイントと指定すると、印字ポイントは5.4ポイントとなります。
注意
フォントサイズを変更しても、文字間隔、行間隔や用紙の大きさは変わりません。文字が重ならないように設定してください。
2バイト文字について、メインフレームからゴシック文字での印刷が指定された場合に使用する文字のフォント名、スタイル、サイズを設定します。
あらかじめ、「MSゴシック」が設定されています。
JEFゴシックフォントを導入している場合は「FF特殊211」、それ以外の場合は「MSゴシック」を指定することを推奨します。印刷文字の拡大・縮小を行う場合は、フォントサイズを設定してください。
参考
「ゴシックフォント」に設定するフォントサイズは、9ポイントのサイズに対応します。
7ポイントおよび12ポイントが指定された場合、以下の変換式により、フォントサイズを調整して印刷します。
印字ポイント = メインフレームでの設定ポイント × ( 「ゴシックフォント」の指定ポイント / 9 )
例えば、メインフレームでの指定が7ポイントで、7ポイントと指定すると、印字ポイントは 5.4ポイントとなります。
注意
フォントサイズを変更しても文字間隔、行間隔や用紙の大きさは変わりません。文字が重ならないように設定を行ってください。
半角文字の印刷時に使用するANK文字のフォント名、スタイル、サイズを設定します。
参考
「F667X EBCDIC10(FJ)」を指定すると、VSPプリンタに近い出力イメージとなります。
「F667X EBCDIC10(FJ)」フォントを指定した場合は、サイズを12ポイントにしてください。9ポイントでは文字が小さく印刷されます。
メインフレームでANKフォントが指定された場合、メインフレームで指定されたフォントで印刷されます。「ANKフォント」の設定は意味を持ちません。
APSを使用して出力した帳票の場合、メインフレームの文字配列テーブル(省略値はSC0)が参照されます。「ANKフォント」の設定は意味を持ちません。
テキストとオーバレイの印刷位置を微調整する必要がある場合の印字原点を設定します。
印字原点の指定は、テキストとオーバレイについて別々に指定することができます。
原点の値は0.1mm単位、-30mm~+30mmの範囲で設定可能です。
ランドスケープ、ポートレート形式
[種別]に[LPモード以外]を選択してください。
LPモード形式
[種別]に[LPモード]を選択してください。
注意
印字原点を指定して移動したことにより、プリンタの印字領域からはみ出た部分は印刷されません。