帳票配信製品である APS/NP を使って、帳票転送に使用するAPSライタ(APS/NPライタといいます)を定義します。また定義したAPS/NPライタを起動します。
APS/NPライタの定義と起動によって、APS/NPからDTSへの帳票の受け渡しのための環境が構築されます。
以下にライタ定義例を示します。
詳細は、“APS説明書”および“APS/NP説明書” を参照してください。 |
* * ライタ定義 ライタ名:WTR1、 * 出力対象クラス:F * 出力対象種別:バッチ、デマンド、オンライン * セパレータ:無し * オーバレイ:オーバレイ機構有り * DFNWTR WTR1 UNIT(APSNPFTP) SERVER(CJMS) JOB(F * *) OUTPUT(1 1 1) + (備考1) (備考2) SEPARATOR(NO) OVERLAY RETRY(255 255) WFUNC2(2)
* (備考3) (備考4) * ライタ起動 * STRWTR WTR1
備考1 : UNITオペランドは、DTSの環境定義に合わせてください。
備考2 : SERVERオペランドは、CJMSを指定してください。
備考3 : 推奨値はともに255です。RETRYオペランドは、再試行可能なエラーを検出した場合のAPS/NPライタの動作についての定義です。255を指定すると、転送可能となるまで再試行を繰り返します。
備考4 : WFUNC2(2)オペランドは、ジョブ転送ごとにアソシエーションの確立・開放を行います。必須オペランドです。
参考
“3.3.2 帳票の仕分け/PDF化/FAX送信/電子化の定義”で作成するASSORT仕分け定義体にAPS/NPライタを指定することで、SystemWalker/PrintASSORTとAPS/NPは連携します。
DFNWTRコマンドのUNITオペランドに、DTS環境定義のNODENMに指定したノード名を指定することで、APS/NPライタとDTSは連携します。
SystemWalker/PrintASSORTを導入していない場合、PRTFILEコマンドやJCLを使って帳票を印刷するときに、ここで定義したAPS/NPライタを指定すると、サーバに転送されます。
DTSを複数起動させる運用をする場合は、“APS起動用カタログドプロシジャ”内にDTS環境定義体格納ファイルを指定してください。