転送基盤製品である DTS を使って、APS/NPライタからサーバへの帳票の受け渡しのための環境を構築します。
備考1 : NODENMは、APS/NPライタ定義のUNITオペランドと対応します。
備考2 : PROTは、圧縮送信するかどうかを指定します。非圧縮送信を推奨します。
「BFTP+」 : 圧縮送信
「BFTP」 : 非圧縮送信
備考3 : APPLNOは、受信環境定義のapplnoと対応します。
備考4 : IPADDRは、サーバのIPアドレス(IPv4アドレス)を指定します。
注意
帳票の仕分け環境の構築は、“DTS環境定義”を先に実施してください。APS/NPライタの定義と起動を先に実施するとエラーが発生します。
DTSで定義する主な項目例を以下に示します。
詳細は、“メインフレームでの定義例”、“DTS解説書”および関連マニュアルを参照してください。 |
注意
ここで指定したDTS業務番号は受信環境定義のapplnoに指定します。 受信環境定義のapplnoに指定したDTS業務番号は、Linkexpressのネットワーク定義ファイルに設定され、path定義命令のind_pathオペランドの通信パス名として使用されます。したがって、DTS環境定義のAPPLNOの記述形式は、path定義命令のind_pathオペランドの相手システム名の記述形式に準拠してください。
詳細は、“Linkexpressのオンラインヘルプ”および“DTS運用手引書”を参照してください。 |
参考
DTS環境定義のNODENMに指定したノード名を、DFNWTRコマンドのUNITオペランドに指定することで、APS/NPライタとDTSは連携します。この作業は、“3.3.5 転送環境の構築(APS/NPのライタ定義)”で行います。
DTSとLinkexpressは、内部転送プロトコルによって連携します。