記述形式
【Windows版】
jobschconvert [-sys { all | サブシステム番号}] (注) |
【UNIX版】
jobschconvert [SJIS|EUC] [-sys { all | サブシステム番号}] (注) |
“[-sys { all | サブシステム番号}] ”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
旧バージョンのジョブスケジューラのデータベースを本バージョンで使用できるデータベースに変換します。
オプション
-sys { all | サブシステム番号}
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
all
すべてのサブシステムを操作対象とします。
サブシステム番号
操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。
SJIS【UNIX版】
データベース中に含まれている文字コードをSJISに変換します。
EUC【UNIX版】
データベース中に含まれている文字コードをEUCに変換します。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
注意事項
jobschconvertコマンドは、システム管理者(“Administrators”グループに属するユーザ/スーパーユーザ)のみ実行できます。一般利用者は、jobschconvertコマンドを使用することはできません。
本コマンドは、Systemwalker Operation Managerの以下のコンポーネントが停止状態である時にのみ起動可能です。
ジョブスケジューラサービス/デーモン
カレンダサービス/デーモン
カレンダ名として、/?*;,\"<>|:などが指定されていたものについては、移行されません。
変換前の文字コードは自動判定します。【UNIX版】
オプションを省略した場合、データベース中に含まれている文字コードは変換しません。【UNIX版】
本バージョンで使用できるデータベースに対して本コマンドを実行した場合は、データベース中に含まれている文字コードの変換のみを行います。【UNIX版】
変換前の文字コードがUTF-8の場合、EUCオプションおよびSJISオプションを指定してもコード変換は行われません。【UNIX版】