本章では、Systemwalker Operation Managerが提供するジョブスケジューラコマンドについて説明します。コマンドは、Systemwalker Operation Managerのサーバ機能がインストールされているサーバで起動してください。なお、情報を出力するためのジョブスケジューラコマンドについては、“第5章 ジョブスケジューラコマンド(印刷用)”を参照してください。
注意
Windows Server 2008以降のUAC機能を有効にしている環境でコマンドを実行する場合、OSにログインしたユーザの権限によって権限の昇格を求めるダイアログが表示され、対処が必要となります。
詳細は、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の、“Windowsでコマンドを実行する場合の注意事項【Windows版】”を参照してください。
注意
ジョブスケジューラコマンド実行時の注意事項
コマンド実行時には、以下の条件を確認してください。
ジョブスケジューラサービス/デーモンが起動されていること(jobschconvertコマンドは除く)。
標準出力、標準エラー出力がクローズされていないこと。
Operation Managerサーバインストール時に指定した、Operation Managerデーモンの動作言語種別とLANG環境変数が同じであること。(例えば、Solarisの場合でSystemwalker Operation Managerの動作言語種別をSJISとしてインストールしたときは、LANG環境変数にja_JP.PCKが設定されている環境から、ジョブスケジューラのコマンドを実行する必要があります。)【UNIX版】
コマンドを実行するユーザが、ユーザごとのリソース制限(最大ファイルサイズの制限)を実施していないこと。(コマンドが正常に実行されない場合があります。また、最大ファイルサイズの制限により、スケジュール情報などのファイルが破損する可能性があります。)【UNIX版】
コマンドの実行ユーザは、Windowsサーバにログオン/UNIXサーバにログインしているユーザとなります。