■システム構成
注意
管理OS をNTP サーバとし、ゲストOS をNTP クライアントとした時刻同期を行ってください。
複数の管理OS上のゲストOSをクラスタとして動作させる場合、管理OSでもNTPによる時刻同期を行ってください。
テスト環境として使用する場合は、管理LANをゲストOS上のGLSによる冗長化により構成することも可能です。ゲストOS上のGLSによる冗長化の方法については、“PRIMEQUEST (1000 シリーズ)RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル(SupportDesk サービスご契約者様向け)”を参照してください。
PRIMECLUSTERを構築するゲストOSには、仮想CPUを2個以上割り当ててください。仮想CPUの割当については、“PRIMEQUEST (1000 シリーズ)RHEL5-XEN 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル(SupportDesk サービスご契約者様向け)”を参照してください。
■使用ハードウェア
PRIMEQUEST 1800E × 2台
FC-Switch × 2台
LANカード× 14枚
ファイバーチャネルカード× 16枚
ディスクアレイ装置× 2台
■使用ソフトウェア
Red Hat Enterprise Linux 5.4
PRIMECLUSTER 4.3A00
マルチパスドライバ
Microsoft Internet Explorer 8(運用管理PCにインストール)
J2SE(TM) Runtime Environment 6(運用管理PCにインストール)
■システムディスク設定
管理OS | ノード名 | 仮想ディスク名 | スライス番号 | スライス名 | サイズ(MB) |
---|---|---|---|---|---|
host01 | primecl01 | hda | 1 | / | 15374 |
2 | /boot/efi | 256 | |||
3 | swap | 2048 | |||
primecl11 | hda | 1 | / | 15374 | |
2 | /boot/efi | 256 | |||
3 | swap | 2048 | |||
host02 | primecl02 | hda | 1 | / | 15374 |
2 | /boot/efi | 256 | |||
3 | swap | 2048 | |||
primecl12 | hda | 1 | / | 15374 | |
2 | /boot/efi | 256 | |||
3 | swap | 2048 |
注意
GDSによりシステムディスクのミラーリングを行う場合、“PRIMEQUEST (1000 シリーズ)RHEL5-XEN 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル(SupportDesk サービスご契約者様向け)”の冗長化に関する記事を参照してください。
■共用ディスクアレイ装置設定
装置名:ETERNUS | LU 数 | RAIDグループ数 | RAIDレベル | サイズ |
6 | 6 | 5 | 248.2GB |
注意
仮想マシン機能上で運用する場合、ゲストOS上のGDSからローカル、共用クラスで利用するディスクは、仮想SCSIデバイスとして構築してください。また、ローカルクラス、共用クラス作成後、仮想SCSIデバイスの構成は変更できません。
変更する場合は、変更前にゲストOS上のGDSの設定をすべて削除し、変更後、あらためて設定し直す必要があります。
以下にクラスタ構築ワークシートの作成例を示します。
クラスタ名がPRIMECLUSTER1の場合
クラスタ名がPRIMECLUSTER2の場合
以下にGLS設定ワークシートの作成例を示します。
クラスタ名がPRIMECLUSTER1の場合
クラスタ名がPRIMECLUSTER2の場合
以下にGDS構成のワークシートの作成例を示します。