FNA Serverは、FNA Serverに接続している端末に関して、端末を特定するIPアドレスなどの情報、ホストコンピュータ上のアプリケーションへの接続/切断状況 および ホストコンピュータへの送信データなどの情報を、証跡ログとして記録することができます。FNA Serverで記録した証跡ログとホストコンピュータ上の記録を参照することにより、ホストコンピュータに対して、どの端末がどのような操作を行ったのかを調査することができます。
証跡ログは、FNA Serverが動作するコンピュータのハードディスク上に蓄積されます。採取するデータ量(ファイルサイズ、使用ディスクサイズ)やデータの保管期間を指定することができます。
証跡ログは、証跡ログフォーマッタ(fmtclog)を使用して、テキストファイルに変換し参照します。なお、証跡ログフォーマッタ(fmtclog)の使用方法については、「7.4 証跡ログの参照」を参照してください。また、出力されるテキストファイルの詳細な内容については、「8.18 証跡ログ形式」を参照してください。
また、FNA Serverで採取したログ情報を、Systemwalker Centric Managerにて収集、管理することができます。なお、詳細については、「7.5 Systemwalker Centric Managerとの連携」を参照してください。