強制切断コマンドは、指定の端末を強制切断するためのコマンドです。
実行方法
本コマンドは、次のディレクトリ配下に格納されており、コマンドプロンプトから実行します。
本コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。管理者権限のあるコマンドプロンプト(「管理者として実行」したコマンドプロンプト)から実行してください。
<FNA Serverをインストールしたディレクトリ>\bin\FNASvDsc.exe list | disc
[ [-a] | [ [-t 端末接続手順] [-n 端末名] [-s アドレス] ] ]
オプション | 内容 |
---|---|
(指定なし) | コマンドの使用方法を表示します。 |
list | 現在接続している端末の情報を表示します。 |
disc | 指定の端末の強制切断を行います。 |
コマンドオプション | [-a] 全接続手順の接続を表示・切断します。 [-t 端末接続手順] 指定した接続手順の接続を表示・切断します。 TCPIP : TCP/IP接続 NMCLAN : NMCLAN接続 FNAonTCPIP : FNAonTCP/IP接続 TN : TN接続 [-n 端末名] 指定した端末名の接続を表示・切断します。同じ端末名が存在する場合、すべて表示・切断します。 [-s アドレス] 指定したアドレス(IPv4アドレス/IPv6アドレス/MACアドレス)の端末の接続を表示・切断します。 |
▲ 注 意
デバイス(TN接続のみ)の強制切断について、FNA Serverのモニターユーティリティを使用して切断できますが、本コマンドを利用して切断することができません。
TN接続(フリーアクセス方式)の場合、「-t TN -n TNFreeDetail」を指定してください。
複数の強制切断コマンドを同時に起動することはできません。
エラーメッセージ
強制切断コマンドを実行し、出力されるエラーメッセージとその対処方法について説明します。
番号 | 内容(意味・対処方法など) |
---|---|
1 | 6001:管理者権限で実行してください。 |
管理者権限でコマンドプロンプトを起動、あるいは管理者アカウントでログインして、管理コマンドをもう一回実行してください。 | |
2 | 6002:実行中です。しばらく待ってから再実行してください。 |
起動している強制切断コマンドが終了してから、もう一回実行してください。 | |
3 | 6003:FNA Serverをインストールしたあとに実行してください。 |
FNA Serverをインストールしたあとに実行してください。 | |
4 | 6004:FNA Server V7.2L10以降が必要です。 |
FNA Server V7.2L10以降の環境で実行してください。 | |
5 | 6005:指定した端末接続手順は正しくありません。以下の接続手順が指定できます。 TCPIP - TCP/IP接続 NMCLAN - NMCLAN接続 FNAonTCPIP - FNAonTCP/IP接続 TN - TN接続 |
指定した端末接続手順が正しいかを確認してください。 | |
6 | 6006:指定した端末名は正しくありません。端末名は半角1~64文字以内で指定してください。半角文字の, (カンマ) 〝 ¥ は使用できません。 |
指定した端末名が正しいかを確認してください。 | |
7 | 6007:指定したアドレスが正しくありません。IPアドレスあるいは、MACアドレスを指定してください。 |
指定したアドレスが正しいかを確認してください。 | |
8 | 6008:内部エラーが発生しました。(エラーコード:%u) [詳細] <メッセージ情報詳細> 調査用資料を採取し、弊社技術員にご連絡ください。 %u : 最新のエラーコード |
調査用資料を採取し、弊社技術員にご連絡ください。 | |
9 | 6009:内部エラーが発生しました。 [詳細] 例外が発生しました。(例外コード:0x%08X) 調査用資料を採取し、弊社技術員にご連絡ください。 0x%08X : 例外コード |
内部処理で異常が発生しました。 調査用資料を採取し、弊社技術員にご連絡ください。 | |
10 | 6010:指定した端末は接続されていません。 |
指定した端末の状態を確認してから再実行してください。 |