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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L30
FUJITSU Software

17.2.2 画面一覧ペイン

■画面ツリー:

ホスト画面が画面アイコンのツリー形式で表示されます。ツリーには「プロジェクト」、「画面」、「サブ業務」、「サブ画面」、「ページ」アイコンが表示されます。各アイコンを選択することでアイコンに対する操作、動作条件など設定できます。設定はアイコンをマウスで選択し、右クリックして行います。また、アイコンをマウスで選択し、[プロパティ]ペインで設定することもできます。

■プロジェクト:

現在編集中のプロジェクト名を表示します。

■画面:

エミュレータ画面により操作されたホスト画面が表示されます。また、画面部品を追加することでエミュレータ画面に対しカスタマイズを行うことができます。ホスト操作により記録できるホストの画面数は100個までとなります。

記録された「画面」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。「画面」を右クリックすることにより表示されるメニューから以下の操作が可能となります。

また、アイコンをクリックすることでアイコンが選択状態となります。選択状態にすることでツールバーから[ページ変換]を行うことができます。

画面一致条件:

ホストから受信した画面を特定する条件を指定します。画面一致条件は複数定義することが可能です。複数定義のうち[いずれかに一致]または[すべて一致]を指定することで条件を特定することができます。

[画面一致条件]の項目は以下のとおりです。

項目

設定値

説明

画面一致条件

すべて一致

設定された条件のすべてが一致した場合を画面一致条件として指定します。

いずれかに一致

設定された条件のいずれかが一致した場合を画面一致条件として指定します。

追加条件

フィールド数一致

フィールド数を画面一致条件に指定します。保護フィールドの数と非保護フィールドの数で指定できます。

フィールド上の文字列の有無

フィールド上の文字列の有無を画面一致条件に指定します。フィールドの範囲と文字列の有無を指定できます。

文字列の一致

指定した文字列の有無を画面一致条件に指定します。画面内または選択範囲と指定した文字列の有無を指定できます。

フィールド属性の一致

フィールド属性を画面一致条件に指定します。フィールド位置とフィールドの文字色を指定し、指定のフィールドに対するフィールド属性が一致する、または一致しないを指定します。フィールド属性はプリンク、反転、下線、保護を指定できます。

[追加]ボタン

画面一致条件を追加します。画面一致条件に指定できる数は10個までとなります。

[削除]ボタン

画面一致条件を削除します。

画面遷移の定義:

画面を遷移させるための定義を指定します。通常は画面記録時に自動で設定されます。

[画面遷移の定義]の項目については以下のとおりです。

項目

説明

遷移元の画面

遷移元の画面を指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面遷移のアクションを追加します。追加できるアクションの数は10個までとなります。
アクションは以下を指定します。

  • エミュレータへの入力

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]の種類は以下のとおりです。

テキスト

入力するテキスト、入力位置、遷移先の画面を指定します。

画面ロード時アクション:

画面がロードされた際に行う動作を指定します。[遷移元の画面]を指定することで、遷移元画面ごとに処理を定義することができます。

[ロード時アクション]の項目については以下のとおりです。

項目

説明

遷移元のページ

遷移元のページを指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面ロード時のアクションを追加します。追加できるアクションの数は10個までとなります。
アクションは以下を指定できます。

  • エミュレータへの入力

  • 画面の移動

  • ページのロード

  • ユーザカスタマイズ

  • ページのアンロード

  • エミュレータ終了

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]の種類は以下のとおりです。

テキスト

入力するテキスト、入力位置を指定します。入力位置の指定は[カーソル位置に入力]または[指定位置に入力]を指定します。

画面の移動

指定した画面に移動します。プルダウンメニューより移動する画面を指定します。

ページのロード

対応ページをロードします。

ユーザカスタマイズ

利用者がJavaScriptで記載した動作を実行します。

ページのアンロード

対応ページをアンロードします。

エミュレータ終了

エミュレータを終了します。

名前の変更:

選択した画面の画面名を変更します。

画面複製:

選択した画面を複製します。画面複製後は画面一致条件を編集してください。画面一致条件は、複製元の画面と重複しないように設定してください。

削除:

選択した画面を削除します。サブ業務を含む画面を削除する場合は、サブ業務と関連の画面やページも削除されます。

プロジェクトフォルダを開く:

プロジェクトが保存されているフォルダを開きます。

■サブ業務:

ホスト業務が複数に分かれる場合、サブ業務としてホスト業務を分割して表示します。

■サブ画面:

エミュレータ画面により操作されたホスト画面がすでに記録された画面と同じ画面一致条件の場合、サブ画面として表示されます。

記録されたサブ画面アイコンを選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。サブ画面の右クリックで表示されるメニューから操作することも可能です。

詳細については「17.2.2 画面一覧ペイン」の画面を参照してください。

■ページ:

画面の代わりに表示するユーザHTMLのページを表示します。クライアントスクリプトではHTMLページ(.htm)として保存され、サーバスクリプトではASP.NETページ(.aspx)として保存されます。作成されるページ数は100個までとなります。

「ページ」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。「ページ」の右クリックで表示されるメニューから以下の操作が行えます。

また、アイコンをクリックすることでアイコンが選択状態となります。選択状態にすることでツールバーから[タブ化]を行うことができます。

ページ動作:

ページがロードされた際に行う動作を指定します。遷移元のページを指定することで遷移元ページごとに処理を定義することができます。

[ロード時アクション]の項目は以下のとおりです。

項目

説明

遷移元ページ

遷移元のページを指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面部品のクリック時動作を追加します。追加できるアクションの数は10個までとなります。
クリック時は以下を指定できます。

  • エミュレータへの入力

  • 画面の移動

  • ページのロード

  • ユーザカスタマイズ

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]の種類は以下のとおりです。

テキスト

入力するテキスト、入力位置を指定します。入力位置の指定は[カーソル位置に入力]または[指定位置に入力]を指定します。

画面の移動

指定した画面に移動します。

ページのロード

対応ページをロードします。

ユーザカスタマイズ

利用者がJavaScriptで記載した動作を実行します。

名前の変更:

ページの名前を変更します。

削除:

ページを削除します。

プロジェクトフォルダを開く:

プロジェクトが保存されているフォルダを開きます。

注意

画面一覧ペインで記録した画面を削除した場合、削除する前に設定したスクリプトが正常に動作しない場合があります。削除する画面が画面遷移先または画面遷移元として設定されている場合は手動で適切な値に設定を変更してください。