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Systemwalker Centric Manager NAT適用ガイド
FUJITSU Software

5.2.3 インベントリ管理

システムの構成情報を管理する場合は、資源配付の定義を利用したインベントリ管理機能を使用してください。


NAT環境でインベントリ管理機能を使用する場合、運用管理サーバでインベントリ管理環境をセットアップします。

以下のように、インベントリ情報の登録先に、インベントリデータベースを指定します。

運用管理サーバがWindows版の場合

インベントリ情報の登録先に、インベントリデータベースを指定します。フレームワークのデータベースには登録しないように設定してください。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

運用管理サーバがSolaris版/Linux版の場合

以下の定義ファイルを編集し、インベントリ情報の登録先にインベントリデータベースを指定します。フレームワークのデータベースには登録しないように設定してください。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


“/etc/opt/FJSVsivmg/env/control.conf”ファイルを以下のように編集します。

[変更前]

NOREPOSITORYIMPORTATION 0

[変更後]

NOREPOSITORYIMPORTATION 1

注意

  • [Systemwalkerコンソール]から、NAT環境にあるコンピュータのインベントリ表示、およびインベントリ検索結果を行った場合、TCP/IP情報のIPアドレスは、アドレス変換される前のローカルIPアドレスで表示されます。

  • インベントリ表示のネットワーク情報のIPアドレスは、[資源配付]ウィンドウでは、アドレス変換される前のローカルアドレスで表示されます。

  • インベントリ情報を、Systemwalker Centric Managerのフレームワークのデータベースに登録しないため、[Systemwalkerコンソール]の[ノードプロパティ]ダイアログボックスでは、以下の情報は表示できません。

    • 詳細情報(CPU関連情報など)

    • ネットワーク(コンピュータ名)

    • ビデオ情報