監査ログ管理機能を使用している場合は、共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)します。
監査ログ管理機能を使用していない場合は、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)は不要です。
以下の手順で、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)を行います。
運用管理サーバでログ収集をスケジューラで設定している場合は、停止します。
セカンダリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。
ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。
セカンダリノードにて共有ディスク上のログ収集の管理情報をmpatmdelap(ログ情報削除コマンド)で削除します。
mpatmdelap(ログ情報削除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
セカンダリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)で行います。
mpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
セカンダリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順3から手順4を繰り返します。
手順5で繰り返した業務(論理ノード)数分のクラスタリソースの所有権を、クラスタソフトウェアの機能でプライマリノードへ移動します。
プライマリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。
ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。
プライマリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)で行います。
mpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
プライマリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順8を繰り返します。
プライマリノードにて収集対象ログが存在する共有ディスクのクラスタリソースから監査ログ管理のデーモン起動/停止シェルを削除します。
ローカルディスク上のログ収集の解除を行うのであれば、プライマリノードとセカンダリノードで監査ログ管理のアンインストールを実行します。
共有ディスク上のログ収集を一時的に停止する場合は、mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)の“-E NO”オプションを使用します。再開したい場合は“-E YES”により再開します。mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)については“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。