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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

10.1.3 共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)する場合

監査ログ管理機能を使用している場合は、共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)します。

監査ログ管理機能を使用していない場合は、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)は不要です。

以下の手順で、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)を行います。

  1. 運用管理サーバでログ収集をスケジューラで設定している場合は、停止します。

  2. セカンダリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。

    ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。

  3. セカンダリノードにて共有ディスク上のログ収集の管理情報をmpatmdelap(ログ情報削除コマンド)で削除します。

    mpatmdelap(ログ情報削除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  4. セカンダリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)で行います。

    mpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  5. セカンダリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順3から手順4を繰り返します。

  6. 手順5で繰り返した業務(論理ノード)数分のクラスタリソースの所有権を、クラスタソフトウェアの機能でプライマリノードへ移動します。

  7. プライマリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。

    ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。

  8. プライマリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)で行います。

    mpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  9. プライマリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順8を繰り返します。

  10. プライマリノードにて収集対象ログが存在する共有ディスクのクラスタリソースから監査ログ管理のデーモン起動/停止シェルを削除します。

  11. ローカルディスク上のログ収集の解除を行うのであれば、プライマリノードとセカンダリノードで監査ログ管理のアンインストールを実行します。

共有ディスク上のログ収集を一時的に停止する場合は、mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)の“-E NO”オプションを使用します。再開したい場合は“-E YES”により再開します。mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)については“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。