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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

20.13 意図しないノードが監視マップに追加される

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

監視マップに追加されたノードの[システム監視設定]-[通信環境定義]-[メッセージ送信先システム]に、運用管理サーバまたは運用管理サーバへの中継サーバが指定されていませんか。

原因

[システム監視設定]-[通信環境定義]-[メッセージ送信先システム]に、運用管理サーバまたは運用管理サーバへの中継サーバが指定されている場合、以下のタイミングでノードが監視マップに追加されます。

対処方法

以下の手順でノード情報を削除してください。

  1. 登録不要なノードの[メッセージ送信先システム]の設定を解除してください。

  2. [メッセージ送信先システム]に登録されていた上位サーバで、次のコマンドを実施してください(必要時接続で繋がっていた場合)。

    • Windows版の場合

      • V5.0L10またはV5.0L20の場合

        opaconstat -d 登録不要なノードのホスト名

      • V5.0L30以降の場合

        opaconstat -D 登録不要なノードのホスト名

    • UNIX版の場合

      • 5.0または5.1の場合

        /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D -n 登録不要なノードのホスト名

      • 5.2以降の場合

        /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 登録不要なノードのホスト名

  3. [Systemwalkerコンソール]で、登録不要なノードを削除してください。

対処2

確認ポイント

既に撤去済みのノードが自動的に追加されていますか?

その場合、過去に[通信環境定義]-[メッセージ送信先]に指定していた運用管理サーバあるいは部門管理サーバにおいて、以下のコマンドを実行した場合に、該当のノードのホスト名が表示されますか?

[Windows版の場合]

opaconstat -o

[UNIX版の場合]

/opt/systemwalker/bin/opaconstat -o

原因

[通信環境定義]-[メッセージ送信先]に指定していたサーバとの接続方法が“必要時接続”であった場合、上位のサーバにおいて、下位サーバのノード情報をファイルに管理しています。

この情報は、上位あるいは下位のサーバ上でopaconstatコマンドを削除オプション付きで実行しない限り、残ります。(Systemwalkerコンソール上でノード削除を実行しても削除されません。)この状態で運用を続けた場合、Systemwalkerコンソール上に(ノード削除を実施した)ノードが再び追加されることがあるためです。

対処方法

以下の手順でノード情報を削除してください。

  1. 過去に[通信環境定義]-[メッセージ送信先]に指定されていた上位サーバで、以下のコマンドを実施し、削除する対象ノードのホスト名を確認します。

    [Windows版の場合]

    opaconstat -o

    [UNIX版の場合]

    /opt/systemwalker/bin/opaconstat -o
  2. 1.と同じ上位サーバで、次のコマンドを実施してください。

    [Windows版の場合]

    • V5.0L10またはV5.0L20の場合

      opaconstat -d ノードのホスト名
    • V5.0L30以降の場合

      opaconstat -D ノードのホスト名

    [UNIX版の場合]

    • 5.0または5.1の場合

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D -n ノードのホスト名
    • 5.2以降の場合

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D ノードのホスト名
  3. Systemwalkerコンソール上に対象ノードが表示されている場合は、[編集]モードにしてノード削除操作を行なってください。