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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

20.8 運用管理サーバのIPアドレスが"127.0.0.1"に自動更新されてしまう

対象バージョンレベル

確認ポイント

運用管理サーバにおいて、LANアダプタにケーブルが接続されていない、またはLANアダプタに接続されているケーブルが直接繋がっているハブやルータの電源が入っていない状態で、Systemwalker Centric Managerを再起動しませんでしたか。

原因

運用管理サーバ上のSystemwalker Centric Managerは、起動時にWindowsのgethostbyname()関数により自身のIPアドレスを獲得し、ノード情報に反映します。Windows 2000以降のWindowsにはメディア検出機能というLANアダプタが有効かどうかをチェックし、無効な場合(注)、インタフェース情報をループバックに切り換える機能があります。

メディア検出機能によりインタフェース情報がループバックに切り替えられた場合、gethostbyname()関数ではループバックアドレス"127.0.0.1"が返されるため、上記の現象となります。

注)「無効な場合」とは、LANアダプタにケーブルが接続されていない、またはLANアダプタに接続されているケーブルが直接繋がっているハブやルータの電源が入っていない状態を指します。

対処方法

運用管理サーバ上でLANアダプタにケーブルを接続する、またはハブやルータの電源を入れたあと、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。