資源配付では、部門管理/業務サーバ、クライアントで使用するさまざまな資源を配付できます。配付する資源は、以下の3種類に分類することができます。
データ
アプリケーション
スクリプト
配付対象の資源の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
アプリケーションとスクリプトは、配付するだけでなく、配付後に自動的にインストールや実行することができます。インストールや実行方法の詳細は、アプリケーションの種類やスクリプトの適用時との関係で異なります。
以下、配付する資源について説明します。
データの配付
資源配付機能で、配付/適用できるデータの例として以下のデータがあります。
CSVファイルなど各種のデータファイル
アプリケーションが使用する画面/帳票定義、オーバレイなどのプリンタ資源
グローバルサーバ上の帳票システムと連携し、グローバルサーバの帳票(ただし、Windows for Itanium版には対応していません。)
アプリケーションの配付
業務アプリケーションを、運用管理サーバから配付/インストールできます。
アプリケーションの種類により、以下に分類して説明します。
インストーラがないアプリケーション
顧客作成の業務アプリケーションなど、ディレクトリに複写するだけで使用可能なアプリケーションです。資源を配付/適用することで、使用可能になります。
サイレントインストールのアプリケーション
バッチ処理型のインストーラを起動して、導入するアプリケーションです。資源を配付/適用後に、インストーラを自動起動し、アプリケーションをインストールします。インストーラの自動起動については、“スクリプトの配付”を参照してください。
スクリプトの配付
スクリプトとは、UNIXのシェルスクリプト、および、Windowsのバッチプログラムのことを指します。資源配付では、スクリプトを配付し、配付先で実行することができます。スクリプトの配付には以下の方法があります。
資源適用時にスクリプトを実行
データやアプリケーションなどの資源を適用する前、または適用したあとに、任意のスクリプトを組み込むことができます。前、後スクリプトは、資源の登録時に指定して、資源と同時に配付します。
インストーラをスクリプトとして、資源適用後に起動させることで、アプリケーションのインストールが可能となります。アプリケーションのインストールについては、“アプリケーションの配付”を参照してください。
スクリプト単体の配付
スクリプトだけを資源として配付し、適用時に実行することができます。スクリプトの実行結果は適用結果として管理できます。