ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

2.42.39 qdg14344u

マスタ暗号化キーファイル's*'の作成に失敗しました errno=d* u*

[メッセージの意味]

以下の場合が考えられます。

- マスタ暗号化キーファイルを格納するディスク装置の電源が切断されています

- マスタ暗号化キーファイルのパスに指定したサーバ名、または共有名に誤りがあります

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージとのネットワーク環境に異常があります

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージの指定フォルダの共有が解除されています

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージにアクセスするユーザ名またはパスワードが以下のいずれかの状態です

・ユーザが登録されていないか、または無効にされています

・ユーザ名またはパスワードが誤っています

・パスワードの有効期限が切れています

・ユーザがロックされています

・パスワードが変更されていません

[パラメタの意味]

s*: マスタ暗号化キーファイル

d*: エラー番号

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかの処置を行なってください。

- マスタ暗号化キーファイルを格納するディスク装置の電源が切断されている場合

ディスク装置の電源を投入した後、再実行してください。

- マスタ暗号化キーファイルのパスに指定したサーバ名、または共有名に誤りがある場合

正しいサーバ名、共有名に修正し、再実行してください。

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージとのネットワーク環境に異常がある場合

ネットワーク環境の異常の原因を取り除いた後、再実行してください。

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージの指定フォルダの共有が解除されている場合

指定フォルダを共有に変更し、再実行してください。

- キー管理サーバまたはキー管理ストレージにアクセスするユーザ名またはパスワードに異常がある場合

ユーザまたはパスワードの異常の原因を取り除いた後、再実行してください。

- 上記以外の場合

エラー番号により異常原因を調査し、原因を取り除き再実行してください。

システムコールのエラー番号については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。