以下の手順でアンインストールしてください。
注意
アンインストール後、インストール先のフォルダが残る場合があります。不要な場合は削除してください。
Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合に、アンインストール実行後、スタートメニューに空のフォルダが残る場合があります。[スタート]メニューの[すべてのプログラム]からアンインストールした製品名を右クリックし、[削除]をクリックしてください。
WebAdminで運用を実施している場合、アンインストール前に以下のファイルをバックアップしてください。
アンインストール後に再度インストールを実施しても、WebAdminからインスタンスが認識できなくなります。
再度インストール後にWebAdminで運用を実施する場合は、バックアップした以下のファイルをインストール後に置き換えてください。
インストールフォルダ\gui\data\gui-instance
インストール後に上記のファイルをインストール先に置き換えることで、WebAdminからインスタンスが認識されますが、認識されたインスタンスの自動起動停止の設定は、自動起動停止をする設定となります。
そのため、インスタンスの自動起動停止をしない場合は、Windowsのサービス画面で、該当するインスタンスのサービスを選択し、“スタートアップの種類”を“手動”に変更してください。
参照
Symfoware Server クライアント機能をアンインストールする場合は、“導入ガイド(クライアント編)”を参照して、アンインストールしてください。
アンインストールする製品を利用しているすべてのインスタンスを停止します。
[監視]メニュー画面で、[停止]ボタンをクリックします。
以下の手順でサービスを停止してください。
[サービス]ウィンドウを表示する
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
サービスを停止する
サービス名一覧の中から、停止したいインスタンス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。アプリケーションおよびコマンドの実行中にサービスの停止を行うとSymfoware Serverはそれらを強制終了して正常停止します。
net stopコマンドまたはsc stopコマンドにサービス名を指定して停止することもできます。
WebAdmin機能を利用している場合は、WebAdminを停止してください。
参照
作業の詳細は、“C.1.3 WebAdminのWebサーバ機能の停止”を参照してください。
initdbコマンドでインスタンスを作成した場合に実行してください。
Windowsサービスに登録したインスタンスを解除してください。
pg_ctlコマンドのunregisterモードで、登録したサービス名を指定してWindowsサービスのインスタンスを解除します。
登録したサービス名が“Symfoware Server V12.0.0 inst1”の場合の実行例を示します。
> pg_ctl unregister -N "Symfoware Server V12.0.0 inst1"
注意
アンインストールする前にサービス登録を解除するようにしてください。サービスが起動した状態でアンインストールを行うと、いくつかのファイルが残ってしまいます。
またサービスを解除しないでアンインストールをしてしまった場合には、サーバコマンドからsc deleteコマンドによりサービスを解除してください。
イベントログへの出力を行っている場合は、“4.2.5 イベントログに出力するための準備”に従って、DLLの登録作業を行っています。
不必要な問題が発生しないようにするためにも、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“Windows における Event Log の登録”を参照し、この登録を削除してください。
以下はイベントソース名を“Symfoware Server inst1”として64ビット製品のDLLを削除する例です。
regsvr32 /u /i:"Symfoware Server inst1" "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\pgevent.dll"
本パッケージを使用して作成したインスタンスがイベントログにエラーログを出力する設定を行っていた場合、“4.2.5 イベントログに出力するための準備”で控えたDLLのパス名を使用して、デフォルトのイベントソース名を再登録してください。
注意
アンインストールする前に削除するようにしてください。アンインストールしてしまうと、削除ができなくなる可能性があります。
アンインストールは、“Administrator”権限のあるユーザー(Administratorsグループに属するユーザーIDを持つ)が行ってください。
suninst.batを実行し、アンインストールを開始します。
> X: > インストールフォルダ\suninst.bat
X:製品をインストールしたドライブ
アンインストーラの結果がログファイルに出力されます。
nnnnは製品世代の数字部分です。V12.0.0の場合は1200になります。
パス名:%TEMP%\SymfowareOpen_SV_64_nnnn.log
パス名:%TEMP%\SymfowareOpen_SV_32_nnnn.log
製品インストーラの実行中にエラーが発生した場合に返却される復帰値は、以下のとおりです。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | アンインストールが正常に終了しました。 |
63 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」からの製品情報の削除に失敗しました。 |
64 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動中のため、インストールに失敗しました。 |
71 | InstallShieldの応答ファイル(.iss)が存在しないか、内容に誤りがあります。 |
72 | ダイナミックリンクライブラリのロードに失敗しました。 |
73 | InstallShieldの定義ファイル(.ini)が存在しないか、内容に誤りがあります。 |
74 | レジストリへの書込みに失敗しました。 |
79 | レジストリの読込みに失敗しました。 |
83 | FJQSSからの情報の削除に失敗しました。 |
128 | システムエラーが発生しました。 |
129 | サポートしていないOSです。 |
144 | 管理者権限で実行されていません。 |