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Symfoware Server V12.0.0  導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

6.1 対話形式でのアンインストール

ここでは、Symfoware Server Standard Edition 64bitをシステムからアンインストールする場合を例にとって説明します。

以下の手順でアンインストールしてください。

注意

  • アンインストール後、インストール先のフォルダが残る場合があります。不要な場合は削除してください。

  • Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合に、アンインストール実行後、スタートメニューに空のフォルダが残る場合があります。[スタート]メニューの[すべてのプログラム]からアンインストールした製品名を右クリックし、[削除]をクリックしてください。

  • WebAdminで運用を実施している場合、アンインストール前に以下のファイルをバックアップしてください。
    アンインストール後に再度インストールを実施しても、WebAdminからインスタンスが認識できなくなります。
    再度インストール後にWebAdminで運用を実施する場合は、バックアップした以下のファイルをインストール後に置き換えてください。

    インストールフォルダ\gui\data\gui-instance

    インストール後に上記のファイルをインストール先に置き換えることで、WebAdminからインスタンスが認識されますが、認識されたインスタンスの自動起動停止の設定は、自動起動停止をする設定となります。
    そのため、インスタンスの自動起動停止をしない場合は、Windowsのサービス画面で、該当するインスタンスのサービスを選択し、“スタートアップの種類”を“手動”に変更してください。

参照

Symfoware Server クライアント機能をアンインストールする場合は、“導入ガイド(クライアント編)”を参照して、アンインストールしてください。

1. インスタンス停止

アンインストールする製品を利用しているすべてのインスタンスを停止します。

インスタンスの停止は、それぞれのインスタンス管理者が行ってください。

WebAdminでインスタンスを作成した場合

[監視]メニュー画面で、[停止]ボタンをクリックします。

initdbコマンドでインスタンスを作成した場合

以下の手順でサービスを停止してください。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを停止する

    サービス名一覧の中から、停止したいインスタンス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。アプリケーションおよびコマンドの実行中にサービスの停止を行うとSymfoware Serverはそれらを強制終了して正常停止します。

net stopコマンドまたはsc stopコマンドにサービス名を指定して停止することもできます。

2. WebAdminの停止

WebAdmin機能を利用している場合は、WebAdminを停止してください。

参照

作業の詳細は、“C.1.3 WebAdminのWebサーバ機能の停止”を参照してください。

3. Windowsサービス登録の解除

initdbコマンドでインスタンスを作成した場合に実行してください。

Windowsサービスに登録したインスタンスを解除してください。

pg_ctlコマンドのunregisterモードで、登録したサービス名を指定してWindowsサービスのインスタンスを解除します。

登録したサービス名が“Symfoware Server V12.0.0 inst1”の場合の実行例を示します。

> pg_ctl unregister -N "Symfoware Server V12.0.0 inst1"

注意

アンインストールする前にサービス登録を解除するようにしてください。サービスが起動した状態でアンインストールを行うと、いくつかのファイルが残ってしまいます。

またサービスを解除しないでアンインストールをしてしまった場合には、サーバコマンドからsc deleteコマンドによりサービスを解除してください。

4. イベントログに関する登録の削除
initdbコマンドでインスタンスを作成した場合

イベントログへの出力を行っている場合は、“4.2.5 イベントログに出力するための準備”に従って、DLLの登録作業を行っています。

不必要な問題が発生しないようにするためにも、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“Windows における Event Log の登録”を参照し、この登録を削除してください。

以下はイベントソース名を“Symfoware Server inst1”として64ビット製品のDLLを削除する例です。

regsvr32 /u /i:"Symfoware Server inst1" "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\pgevent.dll"
マルチバージョンインストールの場合

本パッケージを使用して作成したインスタンスがイベントログにエラーログを出力する設定を行っていた場合、“4.2.5 イベントログに出力するための準備”で控えたDLLのパス名を使用して、デフォルトのイベントソース名を再登録してください。

注意

アンインストールする前に削除するようにしてください。アンインストールしてしまうと、削除ができなくなる可能性があります。

5. アンインストーラ起動

アンインストールは、“Administrator”権限のあるユーザー(Administratorsグループに属するユーザーIDを持つ)が行ってください。

Windows Server(R) 2003、またはWindows Server(R) 2003 R2の場合

  1. [プログラムの追加と削除]の表示

    [スタート]メニューの[コントロールパネル]で[プログラムの追加と削除]をクリックします。

  2. アンインストーラの起動

    リストボックスから、以下を選択し、[変更と削除]ボタンをクリックします。

    • Symfoware Server Standard Edition (Openインタフェース) (64bit) V12.0.0

Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合

  1. コントロールパネルの表示

    [スタート]メニューの[コントロールパネル]をクリックします。

  2. アンインストーラの起動

    [プログラム]をクリックし、[プログラムと機能]をクリックします。

    リストボックスから、以下を選択し、[変更と削除]ボタンをクリックします。

    • Symfoware Server Standard Edition (Openインタフェース) (64bit) V12.0.0

Windows Server(R) 2012の場合

  1. コントロールパネルの表示

    [スタート]画面で右クリックし、右下に表示される[すべてのアプリ]をクリックします。[アプリ]画面から [コントロールパネル]をクリックします。

  2. アンインストーラの起動

    [プログラム]をクリックし、[プログラムと機能]をクリックします。

    リストボックスから、以下を選択し、[変更と削除]ボタンをクリックします。

    • Symfoware Server Standard Edition (Openインタフェース) (64bit) V12.0.0

6. アンインストーラの実行

[ようこそ]画面が表示されますので、[削除]を選択し[次へ]ボタンをクリックしてください

7. 削除

以下の画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。

8. アンインストール完了

以下の画面が表示されますので、[完了]ボタンをクリックしてください。