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ETERNUS SF Express 15.3/ Storage Cruiser 15.3/ AdvancedCopy Manager 15.3 メッセージ説明書
ETERNUS

第2章 acmrorで始まるメッセージ

acmror0000: Successful completion. (kvmGuestName)

メッセージの意味

操作対象のKVMゲストに、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを正常に作成・更新しました。

パラメーターの意味

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名

システムの処理

正常に処理を終了します。

システム管理者の処置

対処は不要です。

acmror0001: Invalid parameter. (parameter[,kvmGuestName])

メッセージの意味

パラメーターに誤りがあります。

パラメーターの意味

parameter : 異常を検出したパラメーター名。表示される文字列は以下のとおりです。

表示される文字列

エラー原因

HOST IP

KVMホストのIPアドレスに誤りがあります。

OS TYPE

OS種別に誤りがあります。

GUEST IP

KVMゲストのIPアドレスに誤りがあります。

PARAM SHORTAGE

パラメーター数が不足しています。

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名 (parameter が"PARAM SHORTAGE"の場合は表示されません)

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

当社技術員(SE)に連絡してください。

処置が完了するまでの間は、操作対象のKVMゲストにログインして、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを手動で更新してください。

acmror0005: The configuration/command file does not exist. (kvmGuestName,fileName)

メッセージの意味

ROR連携情報設定ファイル、またはホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを更新するコマンドが存在しません。

パラメーターの意味

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名
fileName : ROR連携情報設定ファイル、またはホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを更新するコマンドのフルパス名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

当社技術員(SE)に連絡してください。

acmror0006: Set mistake in configuration file. (kvmGuestName, keyName)

メッセージの意味

ROR連携情報設定ファイルに指定した情報に誤りがあります。

パラメーターの意味

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名
keyName : 異常を検出したキー名。表示される文字列は以下のとおりです。

表示される文字列

エラー原因

HOST_PORT

KVMホスト上のAdvancedCopy Managerエージェントのポート番号の指定に誤りがあります。

GUEST_PORT

KVMゲスト上のAdvancedCopy Managerエージェントのポート番号の指定に誤りがあります。

GUEST_SUBNETS

ServerView Resource Orchestratorのマネージャーが導入された環境からKVMゲスト上のAdvancedCopy Managerエージェントと通信を許可されたLANのサブネットアドレスの指定に誤りがあります。

RETRY_NUM

回復可能エラー時のリトライ回数の指定に誤りがあります。

RETRY_INTERVAL

回復可能エラー時のリトライ間隔の指定に誤りがあります。

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

keyName に表示されたキーを基に、ROR連携情報設定ファイルを見直してください。

正しく設定しても再発する場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

処置が完了するまでの間は、操作対象のKVMゲストにログインして、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを手動で更新してください。

acmror0007: The connection from the management server has not been permitted. (kvmGuestName)

メッセージの意味

操作対象のKVMゲストのIPアドレスは、ServerView Resource Orchestratorのマネージャーが導入された環境からの通信を許可されていません。

パラメーターの意味

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

操作対象のKVMゲストのIPアドレスを基に、ROR連携情報設定ファイルのGUEST_SUBNETSに指定したサブネットアドレスが正しく設定されているか確認してください。指定に誤りまたは不足がある場合は、修正してください。

正しく設定しても再発する場合には、当社技術員(SE)に連絡してください。

処置が完了するまでの間は、操作対象のKVMゲストにログインして、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを手動で更新してください。

acmror0010: Guest OS was not started. (kvmGuestName)

メッセージの意味

操作対象のKVMゲストのOSが起動されていません。

パラメーターの意味

kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

操作対象のKVMゲストにおいて、OSの起動時に異常が発生しているか、OSの起動に時間がかかっている可能性があります。状況を確認してください。

OSの起動時に問題がない場合は、ROR連携情報設定ファイルのRETRY_NUMおよびRETRY_INTERVALを修正して、回復可能エラー時のリトライ回数およびリトライ間隔を調整してください。

調整しても再発する場合には、当社技術員(SE)に連絡してください。

処置が完了するまでの間は、操作対象のKVMゲストにログインして、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを手動で更新してください。

acmror0011: The setting of ACM information failed. (detailMessage - kvmGuestName)

メッセージの意味

操作対象のKVMゲストに対する、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルの作成・更新に失敗しました。

パラメーターの意味

detailMessage : 操作対象のKVMゲストに対する、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルの作成・更新処理における詳細メッセージ
kvmGuestName : 操作対象のKVMゲスト名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

detailMessage に表示された詳細メッセージを基に、以下の対処を行ってください。

詳細メッセージ

対処方法

Invalid parameter number.

当社技術員(SE)に連絡してください。

Invalid parameter.

Internal Error.

The guest is excluded.

ServerView Resource OrchestratorのL-Server操作において、「起動」操作の直後に「ライブマイグレーション」操作を実施した可能性があります。「起動」操作後は、システムログにacmror0000メッセージが出力されたことを確認してから、「ライブマイグレーション」操作を行うようにしてください。

また、ROR連携情報設定ファイルのRETRY_NUMおよびRETRY_INTERVALを修正して、回復可能エラー時のリトライ回数およびリトライ間隔を調整してください。

A communication error occurred.

操作対象のKVMゲストに対して、以下の対処を行ってください。すべて正しい場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

  • AdvancedCopy Managerエージェントが正しくインストールされていることを確認する

  • AdvancedCopy Managerエージェントが起動されていることを確認する

  • OS起動時に発生した場合は、AdvancedCopy Managerエージェントを自動起動するように設定する

  • ROR連携情報設定ファイルのGUEST_PORTが正しいことを確認する

  • 上記で指定したポート番号の通信経路が正しく動作することを確認する

A remote process error occurred.

操作対象のKVMゲストにおいて、AdvancedCopy Managerエージェントが正しくインストールされていることを確認してください。正しくインストールされている場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

Insufficient memory.

ServerView Resource Orchestratorのマネージャーが導入された環境のメモリの空き容量を確認してください。不足している場合は、メモリを増やしてください。

処置が完了するまでの間は、操作対象のKVMゲストにログインして、ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルを手動で更新してください。