以下に情報ファイルの記述形式を示します。
[-gオプションを指定した場合の記述形式]
# コメント <スキーマ名.表名> <スキーマ名.表名> :
レプリケーショングループに属する表の名前を、スキーマ名とピリオド“.”を付けて指定します。指定できる表名の数は、最大512です。
作成される抽出定義およびDBサービス定義の定義ファイルのMEMBERオペランドには、本ファイルに指定した表名の順に抽出定義の抽出定義名およびDBサービス定義のOUTTABLE識別名が指定されます。
以下に情報ファイルと、抽出定義およびDBサービス定義の定義ファイルの関係を示します。
[-kオプションにWRKを指定した場合の記述形式]
レプリケーション業務が一括差分複写業務または全複写業務のとき
# コメント ownsecur=(<自側利用者名>[,[<自側パスワード>][,<自側グループ名>]]) prtsecur =(<相手側利用者名>[,[<相手側パスワード>][,<相手側グループ名>]]) schedule=(<スケジュール種別>,[<スケジュール情報>]) ext_path=<抽出処理用シェル・スクリプト名> str_path=<格納処理用シェル・スクリプト名> cmt_path=<確定処理用シェル・スクリプト名> snd_file=<転送ファイル名> rcv_file=<受信ファイル名> system=<自側システム名> partner=<相手側システム名>
レプリケーション業務が初期複写業務でかつ表単位のレプリケーションのとき
# コメント ownsecur=(<自側利用者名>[,[<自側パスワード>][,<自側グループ名>]]) prtsecur =(<相手側利用者名>[,[<相手側パスワード>][,<相手側グループ名>]]) schedule=(<スケジュール種別>,[<スケジュール情報>]) rep_name=(<抽出定義名>,<DBサービスグループ名>,<OUTTABLE識別子名>) srce_path=<初期複写処理用複写元シェル・スクリプト名> dest_path=<初期複写処理用複写先シェル・スクリプト名> snd_file=<転送ファイル名> rcv_file=<受信ファイル名> system=<自側システム名> partner=<相手側システム名>
レプリケーション業務が初期複写業務かつグループ単位のレプリケーションのとき
# コメント ownsecur=(<自側利用者名>[,[<自側パスワード>][,<自側グループ名>]]) prtsecur =(<相手側利用者名>[,[<相手側パスワード>][,<相手側グループ名>]]) schedule=(<スケジュール種別>,[<スケジュール情報>]) grp_name=(<レプリケーショングループ名>,<DBサービスグループ名>,<REPLICAGROUP識別子名>) mem_name=(<抽出定義名>,<OUTTABLE識別子名>) : 抽出定義数だけmem_nameパラメタを繰り返します srce_path=<初期複写処理用複写元シェル・スクリプト名> dest_path=<初期複写処理用複写先シェル・スクリプト名> snd_file=<転送ファイル名> rcv_file=<受信ファイル名> system=<自側システム名> partner=<相手側システム名>
-kオプションにWRKを指定した場合、情報ファイルに指定するキーワードと値を以下に示します。
キーワード | 説明 |
---|---|
自システムのセキュリティ情報を指定します。 | |
相手システムのセキュリティ情報を指定します。 | |
業務のスケジュール方法を指定します。 | |
抽出処理で実行するシェルスクリプト名を絶対パスで指定します。 | |
格納処理で実行するシェルスクリプト名を絶対パスで指定します。 | |
確定処理で実行するシェルスクリプト名を絶対パスで指定します。 | |
テーブル単位のレプリケーションを行う場合に、抽出定義およびDBサービス定義に関する資源名を指定します。 | |
グループ単位のレプリケーションを行う場合に、レプリケーショングループ定義およびREPLICAGROUP定義に関する資源名を指定します。 | |
グループ単位のレプリケーションを行う場合に、抽出定義およびDBサービス定義に関する資源名を指定します。 | |
複写元システムで差分ログ初期化処理・抽出処理・確定処理を実行するシェルスクリプト名を絶対パスで指定します。 | |
複写先システムで格納処理を実行するシェルスクリプト名を絶対パスで指定します。 | |
複写先システムに転送する複写元システムのlxextdbコマンドの-fオプションに指定したファイル名を指定してください。 | |
複写元システムで受信する転送ファイルの名前を指定してください。 | |
業務を実行する業務サーバ名を指定します。 | |
イベント実行時に連携する相手システム名を指定します。 |
[注意事項]
-kオプションに“WRK”を指定し、情報ファイル(-tオプション)を省略した場合、作成される業務定義ファイルのオペランドのうち、情報ファイル(-tオプション)内のキーワードに該当するオペランドには、以下の値が設定されます。他の業務定義のオペランドと合わせて、必要に応じたカスタマイズを行ってください。
オペランド(注1) | 値 |
---|---|
schedule | real |
ownfile | /home/REP_EXT_FILE.ext (注2) |
prtfile | /home/REP_EXT_FILE.ext (注2) |
system | xxxxx |
partner | xxxxx |
注1)ownsecurオペランドと、prtsecurオペランドは、省略されます。
注2)Windowsの場合、c:\work\REP_EXT_FILE.extが設定されます。
以下のキーワードについて、“( )”でくくった範囲内に空白を混在させることはできません。
ownsecur
prtsecur
schedule
“キーワード”と“=”の間、または“=”と“値”の間に、改行を記述することはできません。