[名称]
[抽出対象データベース]
Symfoware Server(Openインタフェース)
[形式]
表単位のレプリケーションによる抽出の場合
lxextdb -m { all | diff } -r 抽出定義名 [ -u データベース・アクセスユーザ名 [ -w ] ] [ -x ] -f 抽出データ格納ファイル名 [ -t 作業ディレクトリパス名 ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
グループ単位のレプリケーションによる全件抽出の場合
lxextdb -m all -g レプリケーショングループ名 -r 抽出定義名 [ -u データベース・アクセスユーザ名 [ -w ] ] [ -x ] -f 抽出データ格納ファイル名 [ -t 作業ディレクトリパス名 ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
グループ単位のレプリケーションによる差分抽出の場合
lxextdb -m diff -g レプリケーショングループ名 -f 抽出データ格納ファイル名 [ -t 作業ディレクトリパス名 ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
[機能説明]
データベースまたは差分ログファイルからデータを抽出し、指定されたファイルに格納します。
[オプションの意味]
抽出方法を指定します。
all :全件抽出を行います。
diff :差分抽出を行います。
グループ単位のレプリケーションの場合、全件抽出または差分抽出対象のレプリケーショングループ名を指定します。
表単位のレプリケーションの場合、全件抽出または差分抽出対象の抽出定義名を指定します。
グループ単位のレプリケーションの場合、全件抽出対象の抽出定義名を指定します。
本コマンドがSymfoware Serverに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザには指定した抽出定義またはレプリケーショングループに属する抽出定義の対象表にSELECT権限が付与されている必要があります。
このオプションを指定すると、パスワードの入力を促すプロンプトが表示され、100バイト以内の文字列のパスワードが入力できます。ただし、本オプションを指定してバッチファイルやシェルスクリプトからコマンドを実行する場合には、-wオプションも合わせて指定してください。
本オプションを省略した場合は、コマンド実行時のOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。
本オプションは、全件抽出の場合に指定します。
パスワードの入力を促しません。本オプションを指定した場合には、Symfoware Serverへの接続はパスワードを指定せずに行われます。パスワード認証に関する詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
本コマンド実行中の全件抽出対象の表に対するSQLアプリケーションでのデータベース更新を抑止する場合に指定します。また、コマンドの実行時点で更新トランザクションが存在する場合にはコマンドは異常終了します。
本オプションを省略した場合は、SQLアプリケーションによる更新トランザクションが実行中の場合でも処理を継続します。
本オプションは、全件抽出の場合に指定します。
抽出したデータを格納するファイル名を126バイト以内の絶対パス名で指定します。
抽出時に使用する作業ファイル格納ディレクトリパス名を120バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、以下の場所を使用します。
Windowsの場合
Linkexpressのインストールディレクトリ\DBTEMP\REPOP
Solaris、Linuxの場合
/tmp
LinkexpressのDB動作環境定義ファイルの配置ディレクトリパス名を120バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを指定した場合、以下のDB動作環境定義が採用されます。なお、本オプションを省略した場合、環境変数LXDBENVで指定されたLinkexpressのDB動作環境定義が採用されます。
Windowsの場合
表単位のレプリケーションの全件抽出または差分抽出の場合、またはグループ単位のレプリケーションの全件抽出の場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名\抽出定義名.env(注)
グループ単位のレプリケーションによる差分抽出の場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名\レプリケーショングループ名.env(注)
注)同一サーバ内にすでに他のレプリケーションサービスがセットアップされている場合には、他のレプリケーションサービスが使用していないディレクトリパスを指定してください。
Solaris、Linuxの場合
表単位のレプリケーションの全件抽出または差分抽出の場合、またはグループ単位のレプリケーションの全件抽出の場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名/抽出定義名.env(注)
グループ単位のレプリケーションによる差分抽出の場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名/レプリケーショングループ名.env(注)
注)同一サーバ内にすでに他のレプリケーションサービスがセットアップされている場合には、他のレプリケーションサービスが使用していないディレクトリパスを指定してください。
[復帰値]
0:正常終了
1:正常終了(抽出件数0件)
4:正常終了(警告あり)
8:異常終了(一時エラー)
12:異常終了(永久エラー)
128/134:プログラム障害