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Interstage Interaction Manager V10 ポータル 運用ガイド
Interstage

5.5.1 ポータル機能の起動

ポータル機能の起動は以下の手順で実施します。

図5.1 ポータル機能の起動手順

ポータル、管理コンソールをまとめて起動する

tenantコマンドを使用して、ポータル機能のIJServerクラスタをテナント単位でまとめて起動します。

  1. tenantコマンドを使用して、対象のテナントを起動します。

    [インストールフォルダ]\MashupPortal\bin\tenant.bat start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>

    /opt/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>

    [インストールディレクトリ]/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>

    詳細は、「導入ガイド」の「C.1.3 テナント起動/停止/一覧表示コマンド」を参照してください。

ポータル、管理コンソールを別々に起動する

Interstage Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールを使用して、ポータル機能のIJServerクラスタの起動を行います。

Interstage Java EE管理コンソールにログインする
  1. Interstage Application Serverが起動していることを確認します。

  2. Interstage Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールをWebブラウザで開きます。
    Webブラウザを開いて、以下のURLを指定します。

    http://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
    • ホスト名:本製品をインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレス

    • ポート番号:Interstage Java EE管理コンソール用のポート番号。インストール時に設定する値で、デフォルトは12001です。

    SSL暗号化通信を使用している場合は以下のURLを指定します。

    https://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
  3. Interstage Java EE管理コンソールにログインします。
    Interstage Java EE管理コンソールのログイン画面で、ユーザーIDおよびパスワードを入力し、Interstage Java EE管理コンソールにログインします。

ポータル、管理コンソールを起動する

ポータル、管理コンソールのうち、起動したいコンポーネントのIJServerクラスタを起動します。

  1. [クラスタ]を選択します。

  2. IJServerクラスタ一覧から起動したいIJServerクラスタのチェックボックスを選択し、[クラスタの起動]ボタンをクリックします。
    なお、ポータルを起動する場合は、ポータルおよびAutopilot機能のIJServerクラスタを起動してください。

ポイント

各コンポーネントのIJServerクラスタ名は、セットアップ時にIJServerクラスタに指定した値です。

  • デフォルトタイプの場合

    • ポータル: [セットアップ時に入力したテナントID]_pc

    • 管理コンソール: [セットアップ時に入力したテナントID]_mc

    • Autopilot機能: [セットアップ時に入力したテナントID]_ac

  • カスタマイズタイプの場合:対話式で入力した値

  • サイレントタイプの場合:テナント定義入力ファイルで定義した値