ポータル機能の起動は以下の手順で実施します。
図5.1 ポータル機能の起動手順
ポータル、管理コンソールをまとめて起動する
tenantコマンドを使用して、ポータル機能のIJServerクラスタをテナント単位でまとめて起動します。
tenantコマンドを使用して、対象のテナントを起動します。
[インストールフォルダ]\MashupPortal\bin\tenant.bat start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>
/opt/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>
[インストールディレクトリ]/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh start -t <テナントID> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>
詳細は、「導入ガイド」の「C.1.3 テナント起動/停止/一覧表示コマンド」を参照してください。
ポータル、管理コンソールを別々に起動する
Interstage Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールを使用して、ポータル機能のIJServerクラスタの起動を行います。
Interstage Application Serverが起動していることを確認します。
Interstage Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールをWebブラウザで開きます。
Webブラウザを開いて、以下のURLを指定します。
http://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
ホスト名:本製品をインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Interstage Java EE管理コンソール用のポート番号。インストール時に設定する値で、デフォルトは12001です。
SSL暗号化通信を使用している場合は以下のURLを指定します。
https://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
Interstage Java EE管理コンソールにログインします。
Interstage Java EE管理コンソールのログイン画面で、ユーザーIDおよびパスワードを入力し、Interstage Java EE管理コンソールにログインします。
ポータル、管理コンソールのうち、起動したいコンポーネントのIJServerクラスタを起動します。
[クラスタ]を選択します。
IJServerクラスタ一覧から起動したいIJServerクラスタのチェックボックスを選択し、[クラスタの起動]ボタンをクリックします。
なお、ポータルを起動する場合は、ポータルおよびAutopilot機能のIJServerクラスタを起動してください。
ポイント
各コンポーネントのIJServerクラスタ名は、セットアップ時にIJServerクラスタに指定した値です。
デフォルトタイプの場合
ポータル: [セットアップ時に入力したテナントID]_pc
管理コンソール: [セットアップ時に入力したテナントID]_mc
Autopilot機能: [セットアップ時に入力したテナントID]_ac
カスタマイズタイプの場合:対話式で入力した値
サイレントタイプの場合:テナント定義入力ファイルで定義した値