以下は、Enterprise Editionの場合の手順です。Standard Editionの場合は、Interstage BPM統合機能の手順は表示されません。
環境によってはインストールウィザードの画面に文字を入力できない場合があります。その場合、システムの入力メソッドを無効にすることで問題を回避できます。システムの入力メソッドを無効にする手順の例は以下のとおりです。
以下のコマンドを実行します。
# im-chooser
起動した「入力メソッド設定ツール」で[入力メソッドを使わない]設定に変更します。
[ログアウト]ボタンを押して設定の変更を反映します。
ログインをします。
インストールウィザードの途中で文字を入力できなくなった場合は、いったんインストーラをキャンセルして、システムの入力メソッドを無効にしたうえで再度インストーラを実行してください。
インストールは、以下の手順で行います。
以下のラベルのDVD-ROMをコンピュータのDVD-ROM装置にセットし、マウントします。
“Interstage Application Development Cycle Manager Standard Edition メディアパック V10.3.1”
“Interstage Application Development Cycle Manager Enterprise Edition メディアパック V10.3.1”
以下のコマンドを実行します。
Red Hat Enterprise Linux 5の環境にインストールする場合
# cd /<DVDマウント先ディレクトリ>/setup/linux5 # ./install_ja.sh
Red Hat Enterprise Linux 6の環境にインストールする場合
# cd /<DVDマウント先ディレクトリ>/setup/linux6 # ./install_ja.sh
Solarisの環境にインストールする場合
# cd /<DVDマウント先ディレクトリ>/setup/solaris # ./install_ja.sh
以下のように表示されますので、[y]を入力してEnterキーを押します。
Interstage ADM 10.3.1 サーバ機能のインストール中 インストールを行いますか?(y/n)(デフォルト:y) いいえ (n) を選択すると、インストールを終了します。
インストールウィザードが開始され、「セットアップへようこそ」画面が表示されます。
[次へ]をクリックすると、「セットアップタイプの選択」画面が表示されます。
[標準]または[カスタム]を選択して[次へ]をクリックします。
[標準]を選択して[次へ]をクリックすると、手順6.の「アプリケーションデータの格納先の選択」画面が表示されます。
[カスタム]を選択して[次へ]をクリックすると、「アプリケーションデータの選択先の選択」画面が表示されます。
[カスタム]を選択した場合の手順については、「セットアップタイプとして[カスタム]を選択した場合」を参照してください。
次のような場合、[カスタム]を選択します。
・Enablerサーバのデータストア、属性ファイルおよびバックアップを格納するディレクトリを変更したい場合
・Enablerサーバのポート番号を変更したい場合(ただし、既存のアプリケーションデータディレクトリを指定した場合は以前のポート番号がそのまま使用されます。)
・Interstage Application Development Cycle Managerのシステムユーザー(asmuser)のパスワードを変更したい場合
「アプリケーションデータの格納先の選択」画面が表示されます。アプリケーションデータの格納先を変更する場合は、[変更]ボタンをクリックし、ディレクトリを指定します。
ディレクトリ名に利用できる文字は、半角英数字、"-"、"_"のみです。その他の文字は指定できません。
古いバージョンのInterstage Application Development Cycle Managerの資産を使用する場合は、古いバージョンで指定した格納先ディレクトリと同じディレクトリを指定してください。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM管理者アカウント指定」画面が表示されます。
Interstage BPMのテナント所有者名およびパスワードを指定します。
パスワードは、半角英数字及び記号("!"、 """、 "#"、 "$"、 "%"、 "&"、 "'"、 "("、 ")"、 "*"、 "+"、 ","、 "-"、 "."、 "/"、 ":"、 ";"、 "<"、 "="、 ">"、 "?"、 "@"、 "["、 "\"、 "]"、 "^"、 "_"、 "`"、 "{"、 "|"、 "}"、 "~")32文字以内で指定してください。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM統合」画面が表示されます。「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルを選択してください。
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備済みの場合は、現在のInterstage BPMインストール環境で使われているファイルが表示されます。
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備されていない場合は、[参照]ボタンをクリックして、「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルが含まれているディレクトリを選択します。
「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルは、Interstage BPMサーバを配備したディレクトリの配下にあります。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM統合」画面が表示される場合があります。この画面は以下のいずれかの場合に表示されます。Interstage BPMサーバのインストールディレクトリを指定してください。
Interstage BPMサーバがデフォルト以外のディレクトリにインストールされている
Interstage BPMサーバがシステムにインストールされていない
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備されていない
クライアント環境設定ファイル「iFlowClient.properties」の利用可能なサンプルは、デフォルトでは<Interstage BPMサーバインストールディレクトリ>/client配下にあります。
「iFlow.jar」ファイルは、<Interstage BPMサーバインストールディレクトリ>/client/libにあります。
[次へ]をクリックすると、「インストールの準備」画面が表示されます。
[インストール]ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
インストールが終了すると、「インストールの完了」画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックして、画面を閉じてください。
システムをリブートします。
Linuxの場合
# cd / # shutdown -r now
Solarisの場合
# cd / # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
システムの入力メソッドを無効にしていた場合は、システムをリブートする前に設定を元に戻します。
セットアップタイプとして[カスタム]を選択した場合
手順5.でセットアップタイプとして[カスタム]を選択した場合の手順について説明します。
「アプリケーションデータの格納先の選択」画面が表示されます。アプリケーションデータの格納先を変更する場合は、[変更]ボタンをクリックし、ディレクトリを指定します。
ディレクトリ名に利用できる文字は、半角英数字、"-"、"_"のみです。その他の文字は指定できません。
古いバージョンのInterstage Application Development Cycle Managerの資産を使用する場合は、古いバージョンで指定した格納先ディレクトリと同じディレクトリを指定してください。
「次へ」をクリックすると、「Enablerディレクトリの選択」画面が表示されます。
Enablerサーバのデータストア、属性ファイルおよびバックアップを格納するディレクトリを指定してください。
ディレクトリ名に利用できる文字は、半角英数字、"-"、"_"のみです。その他の文字は指定できません。
「次へ」をクリックすると、「Enablerサービスのポート番号」画面が表示されます。
Enablerサーバのポートを指定してください。
手順1で既存のリポジトリデータを含むアプリケーションデータディレクトリを指定した場合は、本画面は表示されません。
「次へ」をクリックすると、「Interstage ADMシステムユーザーのパスワード」画面が表示されます。
Interstage Application Development Cycle Manager のシステムユーザー(asmuser)のパスワードを指定します。
パスワードは、半角英数字及び記号("!"、 """、 "#"、 "$"、 "%"、 "&"、 "'"、 "("、 ")"、 "*"、 "+"、 ","、 "-"、 "."、 "/"、 ":"、 ";"、 "<"、 "="、 ">"、 "?"、 "@"、 "["、 "\"、 "]"、 "^"、 "_"、 "`"、 "{"、 "|"、 "}"、 "~")32文字以内で指定してください。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM統合」画面が表示されます。
Interstage BPMのテナント所有者名およびパスワードを指定します。
パスワードは、半角英数字及び記号("!"、 """、 "#"、 "$"、 "%"、 "&"、 "'"、 "("、 ")"、 "*"、 "+"、 ","、 "-"、 "."、 "/"、 ":"、 ";"、 "<"、 "="、 ">"、 "?"、 "@"、 "["、 "\"、 "]"、 "^"、 "_"、 "`"、 "{"、 "|"、 "}"、 "~")32文字以内で指定してください。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM統合」画面が表示されます。「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルを選択してください。
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備済みの場合は、現在のInterstage BPMインストール環境で使われているファイルが表示されます。
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備されていない場合は、[参照]ボタンをクリックして、「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルが含まれているディレクトリを選択します。
「fujitsu-ibpm-engine-ejb_jar_client.jar」ファイルは、Interstage BPMサーバを配備したディレクトリの配下にあります。
[次へ]をクリックすると、「Interstage BPM統合」画面が表示される場合があります。この画面は以下のいずれかの場合に表示されます。Interstage BPMサーバのインストールディレクトリを指定してください。
Interstage BPMサーバがデフォルト以外のディレクトリにインストールされている
Interstage BPMサーバがシステムにインストールされていない
Interstage BPMサーバがInterstage Application Serverに配備されていない
クライアント環境設定ファイル「iFlowClient.properties」の利用可能なサンプルは、デフォルトでは<Interstage BPMサーバインストールディレクトリ>/client配下にあります。
「iFlow.jar」ファイルは、<Interstage BPMサーバインストールディレクトリ>/client/libにあります。
[次へ]をクリックすると、「インストールの準備」画面が表示されます。
[インストール]ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
インストールが終了すると、「インストールの完了」画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックして、画面を閉じてください。
システムをリブートします。
Linuxの場合
# cd / # shutdown -r now
Solarisの場合
# cd / # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
システムの入力メソッドを無効にしていた場合は、システムをリブートする前に設定を元に戻します。