クラスタシステムで構成されている各ノードで行う作業について説明します。
Systemwalker for Oracleのインストール
クラスタシステムのノードにSystemwalker for Oracleをインストールします。
インストール方法については、“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“インストール”を参照してください。
ファイアウォール機能の設定
OSのファイアウォール機能が有効となっている場合、ファイアウォール機能に対してSystemwalker for Oracleが動作するために必要な通信を許可する必要があります。
詳細は、“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“ファイアウォール機能の設定”を参照してください。
Systemwalker for Oracleの環境設定
Systemwalker for Oracleの環境設定を実施します。
以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporbsetup -s -c <ENTER> |
注意
環境設定コマンド実行時の注意事項
コマンド実行中は、対象のサーバに対して、Systemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
環境設定コマンド終了時に出力されるSystemwalker Centric Managerのデーモン再起動メッセージに対しては「n」を選択してください。
Systemwalker Centric Managerの再起動は、「5. すべてのノードでSystemwalker Centric Managerを再起動します」で行います。
Oracleアクセスユーザの設定
監視対象のOracleにアクセスするユーザのデフォルトはスーパーユーザです。
Oracleアクセスユーザは、ORACLE_SIDごとに変更することが可能です。変更方法については“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“Oracleアクセスユーザの設定について【UNIX版】”を参照してください。
なお、変更する必要が無い場合は、設定を行う必要はありません。
すべてのノードでSystemwalker Centric Managerを再起動します
すべてのノードでSystemwalker for Oracleのインストールおよび環境設定が完了したあとでSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
再起動については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。