次のWebサーバから一つを選び、定義を実施してください。
Apache
Interstage Application Server (Interstage HTTP Server)
ポイント
アクセス権の登録
Systemwalker for Oracleのインストール時には、アクセス権を設定していませんが、Systemwalker for Oracleが運用管理製品であるという性質上、不特定多数のWebクライアントからアクセスを許可すべきではありません。Systemwalker for OracleのWeb画面のアクセス権制御は各Webサーバが持つアクセス権制御機能に準じます。このため、Systemwalker for OracleのWeb画面のアクセスを制御する場合は、各Webサーバの説明書を参照して設定してください。
Systemwalker for OracleのWeb画面機能としてアクセス権制御の対象となるのは以下のURLです。
対象URL | ディレクトリの説明 |
http://運用管理サーバのホスト名/cgi-bin-sfo | CGIファイルが格納されているディレクトリ |
Apacheの/etc/httpd/conf/httpd.conf (標準インストール時)ファイルを以下の手順で編集します。
設定ファイル「httpd.conf」を修正します
設定ファイル「httpd.conf」の内容を以下のように修正します。
Aliasの設定
以下のように修正します。
ただし、デフォルトファイル名、インストール場所を変更した場合はそれに従います。
"Alias"の最終に、以下のレコードを追加します。
Alias /swfo-img/ "/opt/FJSVmpor/web/cgi/img/" <Directory "/opt/FJSVmpor/web/cgi/img"> AllowOverride None Options None Order allow,deny Allow from all </Directory> Alias /swfo-html/ "/opt/FJSVmpor/web/cgi/html/" <Directory "/opt/FJSVmpor/web/cgi/html"> AllowOverride None Options None Order allow,deny Allow from all </Directory>
"ScriptAlias"の最終に、以下のレコードを追加します。
ScriptAlias /cgi-bin-sfo/ "/opt/FJSVmpor/web/cgi/bin/" |
以下のディレクトリのアクセス権の設定を追加します。
<Directory "/opt/FJSVmpor/web/cgi/bin"> |
文字コード指定の設定
Apacheを使用する場合、初期設定での指定では日本語が文字化けするので以下の編集を行ってください。
[編集前]
AddDefaultCharset ISO-8859-1 |
(注:環境によっては“ISO-8859-1”以外の文字コードが指定されている場合があります。)
[編集後]
AddDefaultCharset Off |
Webサーバを再起動します
WWWサーバの説明書に従い、以下の設定を行ってください。
仮想ディレクトリ | ディレクトリ名 | 仮想ディレクトリのプロパティ |
/swfo-img/ | /opt/FJSVmpor/web/cgi/img/ | 「読み取り」付加 |
/swfo-html/ | /opt/FJSVmpor/web/cgi/html/ | 「読み取り」付加 |
/cgi-bin-sfo/ | /opt/FJSVmpor/web/cgi/bin/ | 「実行権」付加(CGIが格納されています) |