Solarisクライアントをインストールする前にシステム環境を確認してください。
Symfoware Serverをインストールするためには、デフォルトのLANGに以下のいずれかの値が設定されている必要があります。
ja(Solaris 10の場合のみ設定可能)
ja_JP.eucJP
ja_JP.PCK
ja_JP.UTF-8
C
デフォルトのLANGは、/etc/default/initファイルに設定されています。
LANGの設定値を確認してください。
Solarisクライアントをインストールするためにディスクに十分な空きディスク領域があるかを確認してください。
必要なディスク領域については、“4.1.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、ディスクのパーティション構成を再設定してください。
non-global zoneへインストールする場合の注意事項
Solaris 10およびSolaris 11のnon-global zoneへSolarisクライアントをインストールする場合、以下の注意があります。
インストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてください。non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは作成しないでください。
non-global zone作成後はrootのパスワードは作成されていません。「zlogin -C」でzloginすることで、zoneの環境設定をしてください。
論理ネットワークインタフェースをglobal zoneから1つ以上割り当ててください。
non-global zoneでDVDドライブにアクセスする権限の設定を行ってください。
参照
ゾーンの設定方法の詳細は、Solarisの各マニュアルを参照してください。
以下のソフトウェアがインストールされている場合は、アップグレードインストールを行います。
Symfoware Server クライアント機能
Connection Manager
Interstage Migration Transactional File Access
アップグレードインストールの手順については、“4.5 アップグレードインストール”を参照してください。