以下の手順で、Connection Manager機能をアンインストールします。
スーパユーザへの変更
CD-ROMドライブのマウント
アンインストール
注意
X WindowのGNOME端末などの日本語表示環境において、symfo_removeコマンドを実行した場合、文字列が途中から重複表示されるなど、日本語を含む文字列が正しく表示されないことがあります。symfo_removeコマンドの動作に影響はありません。
以下のパッケージは、他の製品との共通パッケージです。パッケージを削除すると他の製品が動作できなくなる場合がありますので、他の製品の構成パッケージを確認してから削除を行ってください。
FJSVsymcl
FJSVrdb2b
FJSVrdbap
FJSVsymjd
自動起動停止スクリプトを利用している場合、自動起動停止スクリプトをアンセットアップしてから、Connection Manager機能をアンインストールしてください。
自動起動停止スクリプトのアンセットアップの詳細については、“Connection Manager ユーザーズガイド”を参照してください。
1) スーパユーザへの変更
以下のコマンドを実行して、システム上でスーパユーザになります。
$ su - Password:******
2) CD-ROMドライブのマウント
旧システムで、Connection Managerインストール時に使用したCD-ROMを、CD-ROMドライブに挿入し、以下のコマンドを実行します。
注意
自動マウントデーモン(autofs)によるCD-ROMの自動マウントを行った場合、マウントオプションに“noexec”が設定されるため、アンインストーラの起動に失敗します。この場合、mountコマンドでCD-ROMを適切に再マウントしてからアンインストールを実行してください。なお、マウントされているCD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。
# mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /media/cdrom
3) アンインストール
以下の手順でアンインストールを行います。
以下のコマンドを実行し、アンインストールを開始します。
# LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG # cd /media/cdrom/linux # ./symfo_remove
注意
symfo_removeコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語で表示されたり、文字化けして表示されることがあります。
アンインストール環境のチェックメッセージが、以下のように表示されます。
インストール環境のチェックを開始します。 インストール環境のチェックが終了しました。 "Symfoware Server Connection Manager"をアンインストールします。
インストールされている機能が以下のように表示されます。アンインストールする場合は、下線部のように“y”を入力してください。
アンインストールする機能
- 基本機能(Connection Manager機能、クライアント機能)
上記の機能のアンインストールを開始しますか?
y: アンインストールを開始します
q: アンインストールせずに終了します
[y,q]: y
アンインストール状態が、以下のように表示されます。
アンインストールを開始します。 基本機能(Connection Manager機能、クライアント機能)のアンインストールが成功しました。 アンインストールが終了しました。
アンインストールが終了したときに、アンインストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
アンインストール処理が正常に終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
"Symfoware Server Connection Manager"のアンインストールが正常終了しました。
アンインストール中に何らかの異常が発生した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
"Symfoware Server Connection Manager"のアンインストールが異常終了しました。
注意
アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。
エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。
再度、symfo_removeコマンドを実行します。
アンインストールが完了しても、以下のインストールディレクトリが削除されない場合があります。原因として、インストールディレクトリ配下にファイルを作成していたことなどが考えられます。不要であれば、rmコマンドなどで削除してください。
/opt/パッケージ名
/var/opt/パッケージ名
/etc/opt/パッケージ名
パッケージ名については、各製品の“インストールガイド”を参照してください。