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Symfoware Server V12.0.0 インストールガイド(クライアント編)
FUJITSU Software

2.6 アップグレードインストール

PCクライアントのアップグレードインストール手順について説明します。

インストールは、“Administrator”権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザIDを持つ)が行ってください。

V10.0.x以前からのアップグレードインストールで、旧システムでConnection Managerを利用している場合は、“2.8 移行時の作業手順”に従い、クライアント機能を本バージョンに移行してください。

1. OS起動

インストールを行うパソコンで、OSを起動します。

2. 実行中のアプリケーション停止

実行中のアプリケーションを停止します。

以下のサービスを起動している場合、サービスを停止してください。

  • Interstage JServlet(OperationManagement)

3. ネーミングサービス停止

JDBCドライバを利用している場合は、ネーミングサービスを停止します。

参照

作業の詳細は、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“ネーミングサービスの起動”を参照してください。

4. DVDセット

クライアント機能のDVDを、DVDドライブに挿入します。

5. インストールプログラム実行

DVDを挿入すると、自動的に[インストールメニュー]画面が表示されますので、[インストール]ボタンをクリックします。

注意

オートランを解除している場合、または動作OSがターミナルサービスの場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。[ファイル名を指定して実行]または[エクスプローラ]から以下のファイルを実行してください。

Z:\autorun.exe

Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。

参考

以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[続行]ボタンをクリックして、インストールを継続してください。

[キャンセル]ボタンをクリックした場合、続行許可されないため[エラー]ダイアログが表示されます。

[再試行]ボタンをクリックすると[インストールメニュー]画面に戻ります。[キャンセル]ボタンをクリックすると処理が終了します。

6. Connection Manager機能のインストール

Connection Managerがインストールされていない場合、Connection Managerの[インストール先の選択]画面が表示されます。

7. アップグレードインストール実行

[アップグレードインストールの確認]画面で[次へ]ボタンをクリックするとアップグレードインストールが開始されます。

注意

.NET Framework2.0、.NET Framework4.0または.NET Framework4.5がインストールされていない場合

Symfoware .NET Data Provider機能のセットアップが完了してない旨のメッセージが表示されます。Symfoware .NET Data Provider機能を使用する場合は、メッセージに従い、インストール終了後セットアップのためのコマンドを実行してください。なお、コマンドについては、“2.9 コマンドによるSymfoware .NET Data Provider機能の登録”を参照してください。

8. インストール完了

完了画面が表示されます。インストールメディアを取り出してから[完了]ボタンをクリックしてください。

注意

  • 9.2.0以前のSymfoware Server クライアント機能からアップグレードインストールを行う場合、以下に注意してください。

    Windows(R) XPまたはWindows Server(R) 2003の場合:

    1~5000のポート番号は、OSの自動採番機能により、他のサービスと重複する可能性があるため使用を避けてください。既存のRDBシステムの中でJDBCネーミングサービスのポート番号に1~5000を設定している場合は、5001~49151の範囲で未使用の値を設定するように変更してください。

    Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows(R) 8、Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合:

    1~1023および49152~65535のポート番号は、OSの自動採番機能により、他のサービスと重複する可能性があるため使用を避けてください。既存のRDBシステムの中でJDBCネーミングサービスのポート番号に1~1023および49152~65535を設定している場合は、1024~49151の範囲で未使用の値を設定するように変更してください。

    また、ポート番号の変更に合わせて、アプリケーションサーバで設定している接続先のポート番号を変更してください。

  • Windows(R) XPで、以下の機能を利用する場合は、インストール完了後、OSを再起動してください。

    • Connection Manager機能

    • JDBCネーミングサービス