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Symfoware Server V12.0.0 インストールガイド(クライアント編)
FUJITSU Software

2.4.1 GUIインストール

GUIインストーラでのインストール手順を説明します。

1. OS起動

インストールを行うパソコンで、OSを起動します。

2. DVDセット

クライアント機能のDVDを、DVDドライブに挿入します。

3. インストールプログラム実行

DVDを挿入すると、自動的に[インストールメニュー]画面が表示されますので、[インストール]ボタンをクリックします。

注意

オートランを解除している場合、または動作OSがターミナルサービスの場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。[ファイル名を指定して実行]または[エクスプローラ]から以下のファイルを実行してください。

Z:\autorun.exe

Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。

参考

以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[はい]ボタンをクリックして、インストールを継続してください。

[いいえ]ボタンをクリックした場合、続行許可されないため[エラー]ダイアログが表示されます。
[再試行]ボタンをクリックすると[インストールメニュー]画面に戻ります。[キャンセル]ボタンをクリックすると処理が終了します。

4. インストールタイプの選択

[インストール タイプ]画面が表示されますので、[標準インストール]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

標準インストールでは、以下の機能がインストールされます。

  • Esql機能

  • JDBC機能

  • ODOS機能

  • Symfoware .NET Data Provider機能

  • Connection Manager機能

5. インストール内容確認

[初期インストールの確認]画面が表示されます。

設定内容に問題がない場合は、[次へ]をクリックしてください。[次へ]をクリックするとインストール処理を開始するので、“9. インストール完了”へ進んでください。

設定内容を変更する場合は、[変更する]を選択し[次へ]をクリックしてください。

6. インストール先選択

[インストール先の選択]画面が表示されます。インストール先に十分な空き領域があることを確認した後、インストール先を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

7. JDBCネーミングサービス設定

JDBCドライバを利用して、Javaでアプリケーションを開発する場合は、[JDBCネーミングサービス設定]画面で、JDBCネーミングサービスの設定をします。

Interstage Application Serverでコネクションプーリングを行う場合は、JDBCネーミングサービスの登録は不要なため、[後で登録する]を選択してください。

[今すぐ登録する]を選択した場合は、JDBCネーミングサービスで使用するJDKのインストール先ディレクトリと、ポート番号を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

[使用するJDKのインストール先]には、JDKのインストールディレクトリを絶対パスで指定してください。初期値は、環境変数“JAVA_HOME”に指定された値が表示されます。JDK6以降を指定してください。

[JDBCネーミングサービスで使用するポート番号]には、JDBCネーミングサービスの使用するポート番号を指定してください。初期値は、26600です。以下の範囲で、未使用のポート番号を指定してください。

  • Windows(R) XPまたはWindows Server(R) 2003の場合:5001~49151

  • Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows(R) 8、Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合:1024~49151

注意

[使用するJDKのインストール先]や[JDBCネーミングサービスで使用するポート番号]の内容に誤りがある場合、インストール終了後、ネーミングサービス起動時にエラーが発生します。

symjddefnsコマンドを使用して、ネーミングサービスの設定を変更し、再度ネーミングサービスを起動してください。

[後で登録する]を選択した場合は、コマンドを使用してJDBCネーミングサービスを登録してください。

参照

後で登録する場合の登録方法については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“Windows(R)サービス機能を利用したネーミングサービスの起動”を参照してください。

8. 設定変更後のインストール内容確認

[初期インストールの確認]画面が表示されます。

設定内容に問題がない場合は、[次へ]をクリックしてください。[次へ]をクリックするとインストール処理を開始します。

再度、設定内容を変更したい場合は、[戻る]をクリックしてください。

注意

.NET Framework2.0.NET Framework4.0または.NET Framework4.5がインストールされていない場合

Symfoware .NET Data Provider機能のセットアップが完了してない旨のメッセージが表示されます。Symfoware .NET Data Provider機能を使用する場合は、メッセージに従い、インストール終了後セットアップのためのコマンドを実行してください。なお、コマンドについては、“2.9 コマンドによるSymfoware .NET Data Provider機能の登録”を参照してください。

9. インストール完了

完了画面が表示されます。インストールメディアを取り出してから[完了]ボタンをクリックしてください。

注意

Windows(R) XPで、以下の機能を利用する場合は、インストール完了後、OSを再起動してください。

  • Connection Manager機能

  • JDBCネーミングサービス