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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

15.6 環境構築コマンドの実行

環境構築コマンドを使用して実行環境を作成する方法について、説明します。

環境構築コマンド実行前の環境設定

環境構築コマンドを実行する前に、環境変数LANGに以下の値を設定する必要があります。この環境変数の値により、サーバアプリケーションの文字コード系が決定されます。

サーバアプリケーションの文字コード系

設定値

EUC

ja (Solaris 10のみ)(注)、またはja_JP.eucJP

SJIS

ja_JP.PCK

UTF-8

ja_JP.UTF-8

注) Solaris 10上でSymfowareを使用する場合、かつサーバアプリケーションの文字コード系にEUCを使用する場合は、"ja"を使用してください。

サーバアプリケーションの文字コード系

設定値

UTF-8

ja_JP.UTF-8


設定不要です。(SJISで設定されます。)

実行環境の構築

環境構築コマンドを実行して実行環境を作成します。
11.1 実行環境の設計について”の“環境構築コマンドの実行前に決めておく項目”で決定した定義情報を、環境構築コマンドのオプションに指定して、コマンドを実行してください。
apfwsyncsetupコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwsyncsetup”を参照してください。

apfwsyncsetup -u username

注意

  • 本コマンドは、管理者権限を所有するユーザまたは、Interstage運用者だけが実行できます。

  • 本コマンド実行時、InterstageおよびInterstage JMXサービスを起動しておく必要があります。

環境構築コマンド実行時に配備用の定義ファイルが出力されます。
サーバアプリケーションの配備を行う場合、必ず出力された定義ファイルを使用してください。