以下に、環境作成を行う際のチェック項目一覧を示します。
チェックポイント  | チェック内容  | 
|---|---|
データベースのインストール  | 運用に必要なOracleパッケージがインストールされていることを確認してください。  | 
非同期アプリケーション連携実行基盤で使用する各資源の見積りを確認してください。  | |
ディスク容量の確認  | 
 
  | 
必要な容量および数のローデバイスが作成されていることを確認してください。  | |
パスの権限確認  | 指定したパスやローデバイスに対する書込み権限を、データベース環境セットアップコマンドを実行するOracleソフトウェア所有者ユーザが所有していることを確認してください。  | 
Oracleを利用する際に必要な環境変数が設定されていることを確認してください。(注)  | |
非同期アプリケーション連携実行基盤用にデータベース名が“APFWDB”であるデータベースが作成済みであることを確認してください。  | |
インスタンスが起動されていることを確認してください。 #ps -ef | grep ora | grep APFW 上記の結果   | |
  | |
メッセージ格納DBを作成する場合は、対象となる業務用データベースに接続可能な業務ユーザを作成済みであることを確認してください。  | |
環境変数設定ファイルの記述がされていることを確認してください。  | |
7.3 データベース環境セットアップコマンドを利用した環境作成 (Oracleを利用する場合)  | データベース環境セットアップコマンドがエラーメッセージを表示されることなく正常に終了していることを確認してください。  | 
データベースへの接続確認  | SQL*Plusなどのコマンドを利用し、非同期アプリケーション連携実行基盤用のデータベース“APFWDB”に接続できることを確認してください。 
 上記で正常に接続できない場合、リスナーの設定を見直してください。  | 
注) Oracleを利用する際に必要な環境変数を以下に示します。
![]()
インストールを行ったOracleソフトウェアが64bit版の場合は、LD_LIBRARY_PATHの設定として32bitライブラリを指定する必要があります。
32bit/64bit  | 環境変数  | 設定値  | 
|---|---|---|
32bit版  | LANG  | ja_JP.eucJPなど  | 
ORACLE_BASE  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | |
ORACLE_HOME  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | |
NLS_LANG  | Japanese_Japan.JA16EUCなど  | |
ORA_NLS10  | $ORACLE_HOME/nls/data  | |
PATH  | $ORACLE_HOME/bin  | |
LD_LIBRARY_PATH  | $ORACLE_HOME/lib  | |
$ORACLE_HOME/ctx/lib  | ||
$ORACLE_HOME/jdbc/lib  | ||
64bit版  | LANG  | ja_JP.eucJPなど  | 
ORACLE_BASE  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | |
ORACLE_HOME  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | |
NLS_LANG  | Japanese_Japan.JA16EUCなど  | |
ORA_NLS10  | $ORACLE_HOME/nls/data  | |
PATH  | $ORACLE_HOME/bin  | |
LD_LIBRARY_PATH  | $ORACLE_HOME/lib32  | |
$ORACLE_HOME/ctx/lib  | ||
$ORACLE_HOME/jdbc/lib  | 
![]()
環境変数  | 設定値  | 
|---|---|
LANG  | ja_JP.UTF-8など  | 
ORACLE_BASE  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | 
ORACLE_HOME  | Oracleマニュアルに従って設定してください。  | 
NLS_LANG  | Japanese_Japan.UTF8など  | 
ORA_NLS10  | $ORACLE_HOME/nls/data  | 
PATH  | $ORACLE_HOME/bin  | 
LD_LIBRARY_PATH  | $ORACLE_HOME/ctx/lib  | 
$ORACLE_HOME/jdbc/lib  |