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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

5.4.1 概要

データベース環境セットアップコマンドを使用して対話形式に入力を行うことにより、以下の作業を行うことができます。

登録するデータソース名

登録するデータソースを以下に示します。

  

フロー定義DB用データソース

メッセージトラッキングDB用データソース

メッセージトラッキング機能を使用する場合

上記以外の場合

×

○: 必須、×: 不要

■登録するデータソースのパラメタ

登録するデータソースのパラメタを以下に示します。

パラメタ

フロー定義DB用データソース

メッセージトラッキングDB用データソース

データソース名

省略値  apfwdefdb (注1)

省略値  apfwtrkdb (注1)

プロトコル(データベースの接続形態)

リモート(RDB2_TCP連携)

リモート(RDB2_TCP連携)

データベースサーバのホスト名

データベースサーバのホスト名

データベースサーバのホスト名

データベースサーバのポート番号

2050~2099 (注2)
省略値  2050 (注1)

2050~2099 (注2)
省略値  2050 (注1)

データ資源名(データベース名)

“APFWDB”

“APFWDB”

ユーザ名

実行基盤管理者ユーザID
省略値  apfwadm (注1)

実行基盤管理者ユーザID
省略値  apfwadm (注1)

パスワード

実行基盤管理者ユーザのパスワード

実行基盤管理者ユーザのパスワード

オプション設定

省略時のスキーマ名

なし (注3)

なし (注3)

最大コネクション数

システム規模の設定値
(注4)

システム規模の設定値
(注4)

最大プールコネクション数

システム規模の設定値
(注4)

システム規模の設定値
(注4)

ステートメントキャッシュ数

システム規模の設定値
(注4)

システム規模の設定値
(注4)

ステートメント自動クローズ

省略値  自動クローズしない (注3)

省略値  自動クローズしない (注3)

メッセージに使用する言語

日本語/英語 (注3)(注5)

日本語/英語 (注3)(注5)

CLI_R_LOCK(占有の単位)

YES(行単位) (注6)

YES(行単位) (注6)

CLI_ISOLATION_WAIT(資源占有が解除されるまでの待ちの有無)

WAIT(待つ) (注6)

WAIT(待つ) (注6)

CLI_MAX_SQL(同時に操作できるオブジェクトの数)

システム規模の設定値
(注4)

システム規模の設定値
(注4)

注1) データベース環境セットアップコマンドの省略値
注2)5.3.2.1 ポート番号の定義”で設定した値を指定
注3) symjddefdsコマンドの省略値
注4) データベース環境セットアップコマンド(apfwcrtdbenv)のパラメタの問合せで選択するシステム規模による設定値
small :RDBシステムのコネクション数が64以下の小規模システム
moderate:RDBシステムのコネクション数が65から128の中規模システム
large :RDBシステムのコネクション数が129から512の大規模システム
super :RDBシステムのコネクション数が513から1000の超大規模システム

システム規模

最大コネクション数

最大プールコネクション数

ステートメントキャッシュ数

CLI_MAX_SQL(同時に操作できるオブジェクトの数)

small

24

24

64

65

moderate

48

48

64

65

large

192

192

64

65

super

375

375

64

65

注5) 日本語OS環境の場合は日本語、日本語OS以外の環境の場合は英語で自動設定
注6) JDBCデータソース登録ツール、または、symjddefdsコマンドを直接利用して登録や変更をする場合、以下に注意してください。正常に動作しなくなる場合があります。
・上記の設定値以外に変更しないこと
・CLI_DSO_LOCK(DSOおよびその占有の単位、占有モード)を設定しないこと

■セットアップパラメタの指定値の条件

データベース環境セットアップコマンドからのセットアップパラメタの問合せで入力する指定値の条件を以下に示します。

セットアップパラメタ

指定値の条件

実行基盤利用者ユーザID

実行基盤管理者ユーザID

  • 18バイト以内

  • 先頭が英字で始まる英数字

実行基盤利用者ユーザのパスワード

実行基盤管理者ユーザのパスワード

  • 最低長以上~8バイト以下 (注1)

  • 英字、数字、特殊文字、拡張文字で構成される文字列 (注2)(注3)

  • 文字列中に2つ以上の英字を含まなければなりません。また、1つ以上の数字、特殊文字または拡張文字を含まなければなりません。

  • パスワードはユーザIDと比較して同じものやずらしたもの、反転したものであってはなりません。

DB管理者ユーザID

  • OSシステムの条件に従います。

DB管理者ユーザのパスワード

  • OSシステムの条件に従います。

データソース名

  • 1~255文字

  • 各国文字、英数字、その他指定可能な文字 (注4)

  • 利用不可文字
      \(円記号)、'(一重引用符)、"(二重引用符)、空白

注1) 最低長は、rdbddlexコマンドのSET SYSTEM PARAMETER文のユーザパラメタ“MIN_PASSWORD_SIZE”で設定します。省略値は6です。rdbddlexコマンド、および、SET SYSTEM PARAMETER文の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
注2) 特殊文字は以下になります。

,

(

)

.

:

;

=

*

+

-

/

?

<

>

%

_

'

"

注3) 拡張文字は以下になります。

@

\

#

注4) その他指定可能な文字は以下になります。

!

#

$

%

(

)

=

-

^

~

|

@

[

{

:

*

}

]

;

+

<

,

>

.

?

/

_