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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 DRオプション 説明書
ServerView

4.2.4 リソースの凍結と構成情報のエクスポート【切替え元サイト】

切替え元サイトが稼働している場合、かつ、テナント切替えを実施する場合、テナントが使用しているリソースを凍結します。詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.14 rcxadm tenant」を参照してください。テナントから使用しているグローバルリソースをほかのテナントでも使用している場合、それらのテナントをすべて凍結してください。

リソースが凍結状態かどうかは、以下のコマンドのATTRIBUTESに"locked(DR)"が表示されるかどうかで判断できます。

>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm {network|disk|vstorage} list -extend lock <RETURN>
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm {network|disk|vstorage} show -name name -extend lock <RETURN>

詳細は、以下を参照してください。

  • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.3 rcxadm disk」

  • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.9 rcxadm network」

  • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.15 rcxadm vstorage」


RORコンソールの[リソース]タブでも、リソースの凍結状態を確認できます。

凍結状態のリソースは、以下のように表示されます。

  • オーケストレーションツリーで"凍結中"と表示

  • リソース一覧の[属性]列に"凍結中"と表示

    図4.1 リソースの凍結

また、切替え元サイトが稼働している場合、rcxmgrexportコマンドを実行して構成情報をエクスポートしてください。

このエクスポートは、サイト切替え、テナント切替えのどちらの場合でも実施してください。

手順の詳細は「4.1 通常運用」の「1. 運用サイトの各種情報のエクスポート」の「a. 各種情報のエクスポート」を参照してください。