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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
ServerView

11.2.1 概要

ネットワークマップには、本製品で管理しているリソースについて以下の情報が表示されます。

ネットワークマップには以下の2種類のマップがあり、必要に応じて切り替えて表示できます。

ネットワークマップでは、各リソースの状態がリソースアイコンで表示されます。また、結線の状態は色で表示されます。

ネットワークマップは、関連するリソースを検索し、物理/論理結線を生成しています。
リソースの数(シャーシ、物理/仮想サーバ、NIC、物理/仮想スイッチ、およびポート)が多い場合、結線関係が増え、描画に時間がかかります。 (注)
この描画処理は、全体/基点マップの表示、およびネットワークマップの自動更新(1分間隔)時に行われます。

ネットワークマップの自動更新が行われると、描画のため操作が受け付けられなくなります。
一度ネットワークマップを表示したあとは自動更新を停止することで、自動更新による描画処理の影響を受けずに結線関係の操作ができます。
なお、自動更新の設定はブラウザに記録され、再ログインした場合も設定が引き継がれます。

注) 管理サーバと管理クライアントの負荷にもよりますが、目安として100~1500物理/仮想サーバ環境で1~10分ほど描画に時間がかかります。

参照

  • リソースアイコンについては、「11.2.4 各アイコンの説明」を参照してください。

  • 結線の状態については、「11.2.5 結線表示の説明」を参照してください。

  • ネットワークマップの自動更新中は、RORコンソールの操作ができなくなることがあります。

    [最新状態に自動更新]チェックボックスのチェックを外し、自動更新を停止することで、ネットワークマップを更新中にRORコンソールの操作ができるようになります。

    ネットワークマップを最新状態にするには、更新ボタンをクリックしてください。

注意

  • Windowsのブリッジ接続の構成は対応していないため、結線関係が表示されません。

  • シャーシとサーバは、PRIMERGY BXシリーズとPRIMEQUESTだけ表示されます。

  • 仮想サーバ内のネットワーク構成を表示できる仮想化ソフトウェアは、VMwareとHyper-Vです。

  • VMwareとHyper-Vの仮想スイッチは、標準スイッチを使用している場合だけ結線関係が表示されます。

    分散仮想スイッチなどの標準スイッチ以外を使用した場合、対象の仮想スイッチと、その結線関係は表示されません。

  • Hyper-V環境における論理ネットワークの表示には対応していません。

  • VMwareのVMゲストと仮想スイッチ間の結線が正しく表示されない場合、VM管理製品にログインし、対象のVMゲストを起動したあと、ネットワーク情報を更新してください。

  • 本製品にSCVMMを登録しない場合、Hyper-Vのリソースが正しく表示されない場合があります。

  • リンクアグリゲーションの論理ポートおよび結線関係は表示されません。

  • 同一名のVMホストが複数存在する場合、VMホストと仮想スイッチの関係が正しく表示されない場合があります。

  • トランクVLANまたはプライベートVLANが設定されている、またはプロミスキャスモードのポートはVLAN表示されません。

  • 仮想ファブリック(VFAB)の表示には対応していません。

ネットワークマップでは以下の操作を行えます。