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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

16.1.2 利用方法

ここでは、操作ログの導入と運用方法について説明します。

以下の手順を行います。

  1. ディスク容量の見積り

    インフラ管理者(infra_admin)は、操作ログを格納するためのディスク容量を見積ります。

    以下の計算式を用いて、ディスク容量を見積り、操作ログの保存日数を決定します。

    {(1日のリソースに対する操作回数) × (対象リソース数) × 1(KB) } × (保存日数)

    保存日数を180日(デフォルト)、リソースに対する操作回数を4回、対象リソース数を256個で見積る場合のディスク容量

    保存日数

    必要な容量

    計算式

    180日分

    約185MB

    4 × 256 × 1 × 180 = 184320 (KB)

  2. OSの[日付と時刻のプロパティ]ダイアログの設定の確認

    OSの以下のタブが正しく設定されているか確認してください。設定に誤りがある場合、再設定してください。

    • [日付と時刻]タブ

    • [タイムゾーン]タブ

    • [インターネット時刻(またはネットワークタイムプロトコル)]タブ

  3. 操作ログの保存日数の設定

    操作ログの保存日数の設定は、rcxadm logctl setコマンドを実行します。
    rcxadm logctl setコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.13 rcxadm logctl」を参照してください。

  4. 操作ログの記録開始

    操作ログの記録開始には、rcxadm logctl startコマンドを実行します。
    rcxadm logctl startコマンドを実行すると、操作ログの記録開始日から、設定した保存日数分の操作ログを記録します。
    事象が発生しない日、またはマネージャーの停止などで記録できない日は、記録日数としてカウントされません。

    注意

    • 操作ログの記録開始以降に、OSの[日付と時刻のプロパティ]ダイアログの設定を変更した場合

      操作ログの表示と削除が正常に動作しないことがあります。

    • 操作ログの記録開始以降に、OSの[日付と時刻のプロパティ]ダイアログの設定を変更する場合

      16.1.3 保守」を参照してください。

    • Cloud Editionのライセンスを適用した場合

      マネージャー起動時に、自動的に操作ログの記録が開始されます。