L-Platformテンプレートまたはシステムに取り込んだL-Serverに対して課金計算が不要になった場合に、課金情報を削除します。
以下の条件を満たす場合に課金情報は不要になります。
L-Platformテンプレートが非公開である
該当するL-Platformテンプレートまたはシステムに取り込んだL-Serverの使用実績を示すログがメータリングログに存在しない
L-Platformテンプレートの非公開から課金情報の削除までは、以下の手順で行います。
システムに取り込んだL-Serverの場合は、“メータリングログの確認”から行ってください。
メータリングログについては、「付録B メータリングログ」を参照してください。
L-Platformテンプレートの非公開
非公開にするL-Platformテンプレートの内容(L-Platformテンプレート名、適用終了日時など)をテナントに通知します。
通知した日時にL-Platformテンプレートを非公開にします。
RORコンソールのテンプレート管理画面を利用して、L-Platformテンプレートを非公開にします。L-Platformテンプレートの非公開設定については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「8.3.5 L-Platformテンプレートの公開・非公開」を参照してください。
メータリングログの確認
該当するL-Platformテンプレートの使用実績を示すログがメータリングログに存在しないことを確認します。
メータリングログ出力コマンドでメータリングログを出力し、該当する課金情報のカテゴリーコードに対応するリソース識別子と、それに対応するメータリングログの項目IDの情報がメータリングログにないことを確認します。
以下に、課金情報のカテゴリーコードおよびリソース識別子とメータリングログの項目IDの対応関係を示します。
課金情報 | メータリングログ | |
---|---|---|
カテゴリーコード | リソース識別子 | 項目ID |
cpu | VMプール名 | vm_pool |
サーバプール名 | server_pool | |
cpu_clock | VMプール名 | vm_pool |
サーバプール名 | server_pool | |
memory | VMプール名 | vm_pool |
サーバプール名 | server_pool | |
vm | イメージ名 | image_name |
pm | イメージ名 | image_name |
sys_disk | ストレージプール名 | storage_pool |
disk | ストレージプール名 | storage_pool |
snapshot | ストレージプール名 | storage_pool |
template | L-PlatformテンプレートID | base_template_id |
課金情報の削除
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みのL-Platformテンプレートの課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。
出力された課金情報ファイルから不要になった課金情報を削除します。
商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
作成した課金情報ファイルを指定して商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。