ここでは、サーバ部品の交換や増設について説明します。
NICの交換、増設(管理LAN、業務LAN)
NICの交換、増設は、「9.3.2 サーバの交換」と同じ手順で行います。
「9.3.2 サーバの交換」を参照してください。
NICを増設または減設する際、対象になる管理対象サーバの基本ソフトウェアが、Red Hat Enterprise Linux 5またはCitrix XenServerの場合、「9.3.2 サーバの交換」の完了後にOSの管理者権限で管理対象サーバにログインし、以下のコマンドを実行してください。
# /usr/local/sbin/macbindconfig create <RETURN> |
【Citrix Xen】
Citrix XenServerの場合、Citrix XenServerのマニュアルを参照してXenServerを再インストールしてください。
【Xen】
Red Hat Enterprise Linux 5のLinux仮想マシン機能の場合で、VIOMによるI/O仮想化を使用していない場合、以下の手順を行ってください。
以下のコマンドでxendデーモンの自動起動指定を無効にしたあと、管理対象サーバを再起動します。
# chkconfig xend off <RETURN> |
再起動完了後、以下のコマンドでMACアドレスのバインド設定を更新し、xendデーモンの自動起動指定を有効にしたあと、xendデーモンを起動します。
# /usr/local/sbin/macbindconfig create <RETURN> |
【Red Hat Enterprise Linux 6】
NICを増設または減設する際、対象になる管理対象サーバの基本ソフトウェアがRed Hat Enterprise Linux 6の場合、「9.3.2 サーバの交換」の完了後、設定ファイルを変更します。
詳細は、「導入ガイド CE」の「2.2.1.1 ソフトウェアの準備と確認」の「設定ファイルの確認」を参照してください。
GSPBの交換
GSPBの交換は、NICの交換と同様の手順で行います。
NICをGSPBに読み替えてください。
HBAの交換
HBAの交換は、「9.3.2 サーバの交換」と同じ手順で行います。
「9.3.2 サーバの交換」を参照してください。
I/O仮想を設定している場合、自動的に交換したHBAにWWNを引き継ぎます。そのため、ストレージ側のアクセスパスの変更は必要ありません。
WWN情報を設定している場合、WWN情報の設定を交換後のHBAのWWN値に変更する必要があります。
WWN情報の変更については、「操作ガイド VE」の「9.1.12 ETERNUS SF Storage Cruiser連携時におけるWWN情報の変更」を参照してください。
起動ディスクの交換(SANブート以外の場合)
以下の手順で、起動ディスクを交換します。
故障した起動ディスクを交換します。
起動ディスクのデータをバックアップしている場合、リストアします。
参考
本製品のバックアップ・リストアも使用できます。
詳細は、「操作ガイド VE」の「第16章 バックアップ・リストア」を参照してください。
システムボードの交換
システムボードの交換は、「9.3.2 サーバの交換」と同じ手順で行います。
「9.3.2 サーバの交換」を参照してください。
IOボードの交換
IOボードを交換する場合、本製品での操作は必要ありません。
その他サーバ内部品の交換
メモリなど、ほかのサーバ内部品を交換する場合、本製品での操作は必要ありません。
【Solarisゾーン】
CPUを交換、増設、減設した場合、交換、増設、減設したCPUを環境に合わせて、Solarisゾーンリソースプールに追加、削除します。
詳細は、「導入ガイド CE」の「C.7 Solarisゾーン」を参照してください。